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「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」で職場における熱中症対策を強化

厚生労働省が、2026年5月から9月にかけて「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」を実施し、職場での熱中症予防対策の徹底を呼びかけます。

概要

厚生労働省は、職場における熱中症の発生状況を踏まえ、2026年5月1日から9月30日までを期間とする「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」を実施します。このキャンペーンは、熱中症による重篤化や死亡災害の防止を目的としています。

キャンペーン概要:
キャンペーン期間:令和8年5月1日~9月30日
準備期間:令和8年4月
重点取組期間:令和8年7月
主唱:厚生労働省、中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会、港湾貨物運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業労働災害防止協会、一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会、一般社団法人全国警備業協会
協賛:公益社団法人日本保安用品協会、一般社団法人日本電気計測器工業会

職場における熱中症の現状

令和7年の職場における熱中症による休業4日以上の死傷者数は1,681人で、前年比約4割増加しました。うち死亡者数は15人でした。業種別では建設業と製造業で全体の約4割が発生しており、死亡者数も建設業が最も多く、警備業が続いています。また、報告体制の未整備や労働衛生教育の未実施、基礎疾患を有する労働者への配慮不足といった事例も報告されています。

キャンペーンにおける重点対策

本キャンペーンでは、すべての職場に対し、「職場における熱中症防止のためのガイドライン」に基づいた対策の実施を求めています。具体的には、以下の3点が重点的に実施されるべき対策です。

(1) 湿球黒球温度(WBGT値)を把握し、その値に応じた熱中症予防対策を実施すること。
(2) 熱中症による死亡災害を防止するため、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」、「関係者への周知」を行うこと。
(3) 糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有する者に対して、医師等の意見を踏まえた配慮を行うこと。

まとめ

「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」は、職場での熱中症による被害を未然に防ぐための重要な取り組みです。事業者は、WBGT値の把握、早期発見・重篤化防止策の整備、基礎疾患を持つ労働者への配慮といった重点対策を徹底し、労働者の安全確保に努める必要があります。

関連リンク

https://neccyusho.mhlw.go.jp/

https://neccyusho.mhlw.go.jp/pdf/2026/r8_neccyusho_campaign.pdf

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