South65

プラスチック製雨水貯留槽「テンレイン・スタック」への引き合いが拡大

テンレイン・スタックが、都市型水害への警戒感が高まる中、公共・民間施設からの問い合わせを急激に伸ばしています。

都市部における浸水対策の重要性

近年、短時間に大量の雨が降る局地的な大雨が頻発し、道路冠水や建物浸水といった被害が深刻化しています。気象庁のデータでも1時間降水量50mm以上の短時間強雨は増加傾向にあり、極端な降雨への備えが急務です。国土交通省が推進する「流域治水」の取り組みにおいて、降った雨を敷地内で一時的にためる雨水貯留施設は、排水負荷を抑える有効な手段として注目されています。

テンレイン・スタックの需要拡大

天昇電気工業が提供するプラスチック製雨水貯留槽「テンレイン・スタック」は、軽量で運搬・施工の負担が少ないことから採用が進んでいます。2026年7月1日から9月9日までの約2か月間で見積件数は140件に達し、見積金額は約2.3億円となりました。このうち約8割が新規の問い合わせであり、商業施設や物流施設、工場など幅広い用途で導入検討が本格化しています。なお、1,000万円を超える大型案件も5件含まれています。

現場条件に応じた雨水貯留システム

同社は、現場ごとの設置条件に対応するため、深埋設対応型の「テンレイン・スクラム」と、浅埋設対応型の「テンレイン・スタック」の2製品を展開しています。

深埋設仕様の「テンレイン・スクラム」は、特許工法の「スクラム工法」により高い強度と業界最大の空隙率(最大96.5%)を両立しました。また、土砂の捕獲と内部確認が可能な特許構造「土砂拡散防止システム」を設置でき、大規模容量の貯留に適しています。

浅埋設仕様の「テンレイン・スタック」は、「スタック工法」を採用した高効率型製品です。高さ25cm・幅75cmの基本設計により小中規模の案件へ柔軟に対応できるほか、部材構成の簡素化や配送効率の向上を実現しています。

まとめ

ゲリラ豪雨や線状降水帯による水害リスクが高まる中、天昇電気工業はプラスチック成形技術を活かした雨水貯留槽の提案を強化しています。今後も多様な施設ニーズに応える製品提供を通じて、水害被害の軽減に貢献する方針です。

関連リンク

https://www.tensho-plastic.co.jp/

モバイルバージョンを終了