
モノリスコーポレーションが、土間コンクリート仕上げ工事における「適正配置人数」および「適正価格」を独自に策定し、令和8年7月1日に公表しました。
土間コンクリート工事の適正化に向けた背景
建設業界では、2024年4月からの時間外労働上限規制の適用や、2025年12月施行の建設業法改正など、取引慣行の健全化に向けた大きな転換期を迎えています。特に屋外での重労働である土間コンクリート工事は、酷暑環境下での熱中症リスクが高く、個人の努力だけでは安全確保が困難な状況です。これまでの商習慣では適正な標準労務費という基準が不明確であり、品質よりもコスト優先の分業構造が課題となっていました。※基準単価はそのまま見積りに適用されるものではなく、個々の案件での施工条件や作業内容などに応じて労務費が計算されます。
独自基準による工事管理の可視化
建設業法改正が求める「著しく低い労務費・材料費による見積りの禁止」や「工期ダンピングの禁止」に対応するため、モノリスコーポレーションは国土交通省ガイドラインに準拠した適正価格と配置人数の算出を行いました。土間技能士への聞き取り調査に基づき、打設数量に応じた適正配置人数と、それに対応する標準労務費を独自に公開しています。これにより、見積り段階から施工環境に適した工法や人員配置を考慮し、責任の所在を明確にする「ガラス張りの工事管理」を目指します。
公表情報概要
発行日:令和8年7月1日
対象職種:土間(左官業)
東京都「左官工」基準単価:33,800円(職長レベル)
※2名以上の配置人数については、技能レベル混在の基準単価となります。
まとめ
モノリスコーポレーションは、適正な労務費を確保することで、元請けから下請けまで技能者へ正当な賃金が届く新しい商習慣の実現を目指します。
関連リンク
https://monolith-c.co.jp/2026/07/10/%e5%9c%9f%e9%96%93%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%af%e3%80%81/