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廃塗料を資源循環へ、分解菌を活用した脱炭素化に貢献

一般財団法人Inbound Japan微生物応用研究所が、塗料分解菌を製品化し、廃塗料の資源循環と脱炭素化に貢献しています。

概要

一般財団法人Inbound Japan微生物応用研究所は、塗料分解菌を製品化することで、廃塗料の資源循環に貢献しています。常石三保造船株式会社新潟工場では、2026年6月5日から船舶塗装時に発生する廃塗料の分解菌として購入し、資源化作業を開始しました。これにより、従来産業廃棄物として焼却処分されていた廃塗料を分解・資源化し、焼却に伴うCO2排出を抑制することで、脱炭素化社会の実現に貢献します。

資源化の内容/塗料生成品は、IBJ微生物培養土として農業での生産循環に活用されます。

技術開発の背景

塗料分解菌による資源化技術は、2003年に本田技研工業との共同研究から始まりました。長年の研究開発を経て、日産自動車やヤマハ発動機の塗装業者など自動車関連へ技術提供を行ってきましたが、他の塗料・塗装事業者からの商品化への要望が高まり、この度販売が開始されました。資源化できる廃塗料は、水系・溶剤系・粉体・洗浄シンナー廃液・塗料スラッジと多岐にわたります。特に小規模な塗装業者からは、少量廃棄物の処理費用の割高感が問題視されていましたが、本技術により残塗料を低廉に資源化することが可能となりました。また、生成品はIBJ指定事業者が有価物として買い取っています。

塗料分解菌の特徴

塗料分解菌は、長年の研究実践により微生物コントロール技術が安定しており、需要に応じた増産が可能です。製造センターはIBJ微生物循環センター(日の出)とIBJ微生物循環センター(矢吹)です。

未塗着塗料を資源化することで、SDGsが掲げる経済・社会・環境の三方よしを実現できます。産業廃棄物としての処分費よりコストを低く抑えられるシステム設計で提供され、微生物による分解資源化は、焼却処理と比較してCO2排出抑制効果が高く、地球温暖化阻止に貢献します。

廃塗料生成品はIBJ指定業者が資源として購入し、微生物製剤・微生物培養土・消臭製剤・固形燃料等に商品化して流通させています。

会社概要

商号  : 一般財団法人Inbound Japan (和名:インバンド ジャパン)

代表者 : 代表理事 加藤 二裕

所在地 : 〒270-0034 千葉県松戸市新松戸2丁目121番地6F

設立  : 2011年2月

事業内容: アジア地域における、わが国の製品、サービス、技術、文化等の需要について包括的な調査、研究開発支援、コンサルテーション事業

研究開発支援事業:石油分解菌を用いた塗料の資源化事業

まとめ

一般財団法人Inbound Japan微生物応用研究所が開発した塗料分解菌は、廃塗料の資源循環を促進し、CO2排出削減に貢献する革新的な技術です。これにより、産業廃棄物処理コストの削減とSDGsの達成を目指します。

関連リンク

http://www.ib-j.org

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