テクニカ合同株式会社は、泥土改良における「使用量削減」と「強度発現」の両立を可能にするポリマー系固化剤と無機系固化材の併用技術に関する特許(特許番号:第7770058号)を取得しました。
概要
テクニカ合同株式会社は、泥土改良における「使用量削減」と「強度発現」の両立を可能にするポリマー系固化剤と無機系固化材の併用技術に関する特許を取得しました。本技術は、ポリマー系固化剤と無機系固化材を最適比率で併用することで、無機系固化材の使用量を30~70wt%削減しながら、従来と同等の強度を発現することを可能にしたものです。
特許番号:第7770058号
登録日:令和7年11月6日
発明の名称:ポリマー系固化剤と無機系固化材を併用する泥土改良方法
従来工法の課題と新技術のポイント
従来、泥土改良には大量のセメントなどが使用され、建設廃棄物量の増加やCO2排出の増加、コスト増といった課題がありました。一方、少量添加が可能なポリマー系固化剤も提案されてきましたが、強度発現が困難という弱点がありました。今回取得した特許は、この経験的知見を科学的に整理し、ポリマー系固化剤と無機系固化材の併用比率・混合条件を技術として体系化した初の方式です。
本技術がもたらす効果
本技術により、従来比30~70wt%の使用量削減で従来通りの強度を発現し、運搬・施工時のCO2排出量を大幅に削減することが可能になります。また、現場で判断が難しかった併用割合が明確化され、技術基準化により誰が実施しても安全・確実な施工が可能になります。これにより、環境負荷の低減、コスト削減、現場の施工性向上、改良土砂の輸送性向上、品質の安定化といった効果が期待できます。
今後の展開
本技術は、中間処理センターや道路、鉄道、災害対策、河川、造成、上下水道など、幅広い工事への適用が可能です。テクニカ合同株式会社は、本特許技術を基盤に、さらなる改良・製品化を進め、より効率的かつ環境負荷の少ない施工の実現を目指します。
まとめ
テクニカ合同株式会社が取得した泥土改良の新特許技術は、ポリマー系固化剤と無機系固化材の併用により、使用量削減と強度発現を両立させ、環境負荷低減とコスト削減に貢献するものです。