South65

開発者向けコード保護ツール「PaoZip」が正式リリース、スクリプト言語からコンパイル言語まで幅広く対応

PaoZipが、ソースコードおよびコンパイル済みバイナリを暗号化して配布できる開発者向けツール「PaoZip」を正式にリリースしました。

概要

PaoZipは、開発者が作成したプログラムのソースコードや実行ファイルの中身を保護するためのツールです。GUIまたはCLIを通じて、様々な言語で開発された成果物を暗号化・保護できます。2026年5月19日に正式リリースされ、最新版はVer 2.1.2です。Ver 2.1.0で追加された「PaoZip Studio」により、GUIまたはCLIからコンパイル済みバイナリの暗号化が可能になりました。

PaoZip Studioによるコンパイル済みバイナリの保護

PaoZip Studioは、コンパイル済みのプログラムを暗号化して保護するためのGUIアプリケーションです。Windows版とmacOS版が用意されており、WindowsではInstaller版とPortable版、macOSではInstaller版とApp版を選択できます。直感的なGUI操作や、ビルド・CI/CDへの組み込みを想定したCLIでの利用が可能です。保護したいファイルを選び、出力先を指定して保護ボタンを押すだけで、ランチャー付きの保護済みバイナリとして出力されます。JavaのJARファイルや、Go、Rust、C/C++などのネイティブバイナリも、同じ「protect」コマンドで扱えます。

対応言語を横断する保護機能

PaoZipは、コンパイル型言語とインタプリタ型言語の両方に対応しています。コンパイル型言語では、.NET、Java、Go、C/C++、Dart/Flutter、Kotlin、Rust、Swiftを、インタプリタ型言語では、PHP、Python、Ruby、Node.js、Perl、Rのソースコードを暗号化して配布できます。これにより、言語ごとに別々の保護手段を用意する必要がなくなり、開発者は守りたいものに応じてPaoZipの製品を選択し、統一された考え方で配布物を保護できます。

暗号化、圧縮、ランチャー方式による実行時保護

PaoZipは、共通の暗号化エンジン「zencode」を中心に、圧縮と暗号化を組み合わせてファイルを保護します。PaoZip Studioで保護された実行ファイルは、暗号化されたペイロードをネイティブランチャーに格納し、実行時に復号して起動します。これにより、配布先の利用者は通常のアプリとして実行でき、開発者は配布物の中身を読まれにくくすることが可能です。保護済みファイルの判定もCLIから行え、配布前のチェックにも利用できます。

ランタイムライセンス無償と価格体系

PaoZipは、開発環境で保護を行うためのライセンスを購入する形式です。保護されたアプリを配布した先の利用者環境では、追加のランタイムライセンスは不要です。小規模な個人開発から業務アプリの納品まで、導入しやすいライセンス体系となっています。PaoZip Studioの各言語ライセンス、およびインタプリタ型言語向けの各製品は、1ライセンスあたり11,000円(税込)です。PaoZip Studio本体は無料で利用でき、言語ごとのライセンスキーを購入することで、その言語カテゴリの保護を継続して利用できます。

試用版でPaoZipの機能を体験

PaoZip Studioには試用版が用意されており、GUIとCLI、.NETランタイムが同梱されているため、環境構築の手間を抑えて試すことができます。試用版では、各言語カテゴリを50回まで試用可能です。実際に自分のアプリを保護し、起動してみることで、PaoZipの保護機能や使いやすさを体験できます。

PaoZipが目指す開発者のための保護

PaoZipは、絶対に解析できないことを保証するものではなく、開発者が作ったコードやロジックが、簡単に読まれたり、気軽にコピーされたり、逆コンパイルツールで直接確認されたりしにくくすることを目指しています。ソースコードをそのまま置きたくない、納品物の中身を丸見えにしたくないが、重い仕組みや複雑な導入で開発のリズムを崩したくない、という開発者のニーズに応えるツールです。GUIでの簡単な操作からCLIでの自動化、スクリプト言語からコンパイル型言語まで、守りたいものが増えたときに自然に広げられる構成となっています。

製品概要

製品名: PaoZip
動作環境: Windows/macOS
最新版: Ver 2.1.2
更新日: 2026年4月1日
提供元: 有限会社パオ・アット・オフィス
製品サイトhttps://www.pao.ac/paozip/
主な対応カテゴリ
PaoZip Studio:.NET、Java、Go、C/C++、Dart/Flutter、Kotlin、Rust、Swift
インタプリタ型言語向け製品:PHP、Python、Ruby、Node.js、Perl、R
主な機能:ソースコード暗号化、コンパイル済みバイナリの暗号化保護、GUIによる保護操作、CLIによる保護・自動化・状態確認、保護済みファイルの判定、言語別ライセンス、ランタイムライセンス無償
価格: 1ライセンス 11,000円(税込、税抜10,000円)

まとめ

PaoZipは、開発者が作成したプログラムを保護するための、GUIとCLIを備えた高機能なツールです。多様な言語に対応し、ソースコードからコンパイル済みバイナリまで幅広く保護できます。ランタイムライセンスが無償である点や、試用版が用意されている点も、開発者にとって導入しやすいポイントです。

関連リンク

https://www.pao.ac/paozip/

モバイルバージョンを終了