ファーストキッチンが2月27日(木)より、和のテイストを取り込んだ【ファーストクラシックバーガーシリーズ】3種を発売する。パティに利尻昆布出汁、バンズには焦がし醤油が加えられた同シリーズは日本料理の知恵を活かした、これまでのハンバーガー業界にはなかったもの。その開発の背景は、奇をてらったわけではなく、「65歳以上は人口の28.4%で、7人に1人が75歳以上」という日本の現状と、1日10gだった食塩摂取量の指標が今年から6gに改められることにあったという(WHO指標は5g)。そこでファーストキッチンが注目したのが “旨み成分と食塩の関係”。旨みを増強することで、味を損なうことなく約30%の減塩を実現した。また旨みの元となるアミノ酸はグルタミン酸系、イノシン酸系、グアニル酸系の大きく3つに分けられるが、昆布や醤油、チーズはグルタミン酸、パティの主材料である牛肉はイノシン酸を多く含んでおり、それらは単独よりも組み合わせて使うことで旨みが飛躍的に強くなる「旨みの相乗効果」があるそう。ほかにもみたらし団子を代表とする、還元糖とアミノ化合物の加熱効果によるアミノカルボニル反応など、日本料理が培ってきた知恵を存分に活用することで、減塩が切実な問題の高齢者でも愉しめるバーガーが出来上がった。塩分が多そうだからとハンバーガーを避けてきた人にこそ、ぜひ味わってほしい。
利尻昆布出汁を取り入れた【ファーストクラシックバーガーシリーズ】。
ファーストクラシックバーガー 550円
クラシックベーコンエッグバーガー 590円
クラシックチーズバーガー 590円
※価格はすべて税込
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