『Life with Coffeeフォトコンテスト2020』の部門賞・グランプリが選出、本日発表された。今年は残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式の開催は中止となったが、公式サイト上に受賞者の皆様の喜びの声や一般社団法人全日本コーヒー協会会長横山敬一氏の総評、審査員の受賞作品講評を掲載することとなった。
『Life with Coffeeフォトコンテスト』の第5回となる今年は、全国各地から過去最多となる7,712 作品の応募が集まった。特別審査員である写真家の織作峰子氏と東京カメラ部、協会及び関連5団体の代表による厳正なる審査の結果、6部門から8作品を選出、その中からグランプリ1 作品を決定。
見事グランプリに輝いたのは山梨県笛吹市在住の比嘉ミゲルさんの『至福な時間』(部門賞「自然とwith Coffee」も受賞)。雄大な富士山と連なる山々を背景に贅沢なコーヒータイムを過ごす姿を、ダイナミックな構図で表現している作品だ。その他受賞作品は、以下の結果となった。詳細は公式サイトで。
グランプリ受賞比嘉ミゲルさんの喜びのコメント
紅葉の時期に登った、白谷ノ丸という山から撮影しました。
私は、山頂から日の出を見るためにナイトハイクをし風景写真を撮り、朝陽を浴びながら飲むコーヒーが大好きです。この日もコーヒーセットとバーナーを持ち、山頂で少し寒さを感じながら飲む温かいコーヒーと朝陽で、心身ともにポカポカ癒されている、そんなひと時をリモート撮影しました。コーヒーはどんな場面でも合いますが、私の中では「コーヒー×絶景」が1番です。コロナが一日でも早く終息し、以前の様に気兼ねなくコーヒーを愉しめる日常が戻り、至福な時間を過ごせる事を願っています。この度はグランプリに選んで頂き、大変嬉しく思っております。素晴らしい賞をありがとうございました。
織作 峰子氏の祝福のコメント
この度は、グランプリ受賞おめでとうございます!
作品を拝見した瞬間、雄大なスケール感に圧倒されました。まず、近景から中景そして遠くに見える富士山に渡る山々のグラデーションが素晴らしいです。山々が重ならないよう撮影するにはカメラアングルが高い位置でなければなりません。写真下部の岩には山の色に溶け込みそうな感じですが、大自然を眺めながらコーヒーを飲む男性がいます。決して大きくはない人物が入ったことで、逆に山のスケール感を強調することになりました。コーヒーは登山者の疲れを癒す大切な存在であることが、この一枚から伝わってきます。誰でもが撮れる環境ではない場所での作品制作は努力と自然のコンディションが噛み合う中で生まれた作品と言えます。
部門賞受賞作品
部門名:くつろぎwith Coffee (全日本コーヒー商工組合連合会賞)
杉山 仁志氏『双子とコーヒーの香りと』
部門名:愛する人とwith Coffee (日本家庭用レギュラーコーヒー工業会賞)
齋藤百合氏『大切な時間』
部門名:私とwith Coffee (日本インスタントコーヒー協会賞)
松浦義明氏『カフェ・ロワイヤル』
部門名:仕事の合間 with Coffee (日本グリーンコーヒー協会賞)
齋藤一雄氏『いつでも本気で!』
部門名:自然とwith Coffee (日本珈琲輸入協会賞)
比嘉ミゲル氏『至福な時間』
部門名:インスタグラムでwith Coffee (インスタグラム賞 ゴールド)
小川友里亜氏『不思議なお手伝い』
部門名:インスタグラムで with Coffee (インスタグラム賞 シルバー)
三浦ジョンミン氏『バリスタが彼女にできること』
部門名:インスタグラムで with Coffee (インスタグラム賞 ブロンズ)
猪俣あきこ氏『おやつの時間』
コンテストの詳細はこちら 【『Life with Coffeeフォトコンテスト 2020』公式サイト】 https://www.life-with-coffee.com |