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僧侶が見つめる日々をエッセイと映像で『興福寺の365日』

辻明俊著『興福寺の365日』が10月14日に西日本出版社から発売。『興福寺の365日』は辻明俊興福寺・執事兼境内管理室長が、日々の出来事や見たこと感じたことをさりげない言葉で書きしたためたエッセイ。 阿修羅像でも知られる古刹・興福寺の現在と日常を、美しい写真、映像とともに紹介する。僧侶の日常、修行、興福寺の今と昔、1300年の歴史や寺宝、お寺で起こる怪異な出来事に奈良や鹿のことなど、辻執事が自由自在、そして縦横無尽に筆を走らせる。付属のDVD(66分)には、『情熱大陸』『世界遺産』のカメラマンとして知られる保山耕一氏による映像『映像詩・天平の祈り』を収録。

国宝・阿修羅像
中金堂より五重塔を望む


<著者コメント>
 私は僧侶としての法務のほかに、お寺では主に広報や企画事業を担当しています。「お寺に広報や企画の仕事があるんですか?」とよく驚かれます。つまり、僧侶がふだん何をしているのか皆さんはご存じないようです。お寺の数はコンビニより多いのですが、近くにあっても何となく遠い存在ではないかと思い、興福寺の日常を書きました。読んでいただければ少しは身近に思っていただけるかもしれません。

辻明俊(つじ みょうしゅん)
1977年奈良県生まれ。2000年に興福寺入山。2004年から広報や企画事業を担当し、現在は興福寺・執事兼境内管理室長。2009年「国宝 阿修羅展」をはじめ、「国宝 仏頭展」や「運慶展」などを担当。2011年には、「堅義(りゅうぎ)」を無事に終え2012年から興福寺・常如院住職。共著に『お坊さんに聞く108の智慧』。

<映像作家>
保山耕一 (ほざん こういち)
奈良県在住。フリーランステレビカメラマン、映像作家。第7回水木十五堂賞、第24回奈良新聞文化賞受賞
https://hozankoichi.wixsite.com/profile/blank

「興福寺の365日」 概要
書籍名/「興福寺の365日」
発売/2020年10月14日 初版第一刷発行
著者/辻明俊(つじ みょうしゅん)興福寺・執事兼境内管理室長
映像制作/保山耕一(ほざん こういち)
判型/A5判並製160pオールカラー
税込み価格1,870円
ISBN978-4-908443-53-4
DVD『映像詩・天平の祈り』(66分)付き
仏像・五重塔などの写真集(20p)
西日本出版
http://www.jimotonohon.com/
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