SOLVEの特徴は、なんといってもオンラインで気軽に、そして安価にオーダーメイドシャツが作れること。だが安価であるにもかかわらず、襟や袖、ボタンなどは好きなスタイルを選択可能で、いわゆる“吊るし”とは全然違う自分だけの一着が完成するのが人気の秘密だ。ここでは実際にSOLVEでオーダーし、自宅に届いたワイシャツの仕上がりを見ていくことにしよう。
今回オーダーしたワイシャツのスペックはこんな感じ。生地は光沢のある黒系で、胸ポケットを付けなかったり、裏前立てにしたりとかなり自分の好みを前面に押し出してみた。こちらの一覧表は注文後、ホームページにログインするといつでも内容確認可能。到着した商品の仕上がり確認に便利だし、次回以降の注文時の参考としても使える。
注文からおよそ2週間で、注文したワイシャツが自宅に到着。もっと簡易的な包装で届くかと思っていたが、予想以上に重厚かつオシャレな外装だった。
箱を開けると社長からの直筆メッセージカードが。女性社長らしい、心憎い細やかな演出だ。
注文内容シートとボタンのスペアも同梱。
箱内の紙包装をめくるとオーダーしたシャツが。
襟は、裏側にスナップボタンがある「スナップダウン」を選択した。これならネクタイをしなくても襟が固定されるので、これからのクールビズシーズンでも型崩れを気にせずに着られる。
刺繍は左腕のそで先に。生地と同系色のチャコールグレイにしたことで、刺繍部分が浮き上がるように見える。高級感を演出する、ちょっとした小技だ。
ボタンは、これまた同系色の黒蝶貝。一見シックだが、角度によって輝き方が変わるのがいい感じ。
前立て(シャツのボタン穴がある部分)は、折り返しがない「裏前立て」。黒系で光沢感がある生地を目立たせるには最良な選択だったと思う。
そではカフスではなく、ボタンを選択。というのも、パソコン作業の際にカフスだと高さがあって邪魔になるから。せっかくシャツをオーダーするなら、そでまくりなど野暮なことはしなくて済むスタイルがベターと判断した。
上記のようなスペックでオーダーした今回の総額は、税込7,678円。これだけ自分の好みを反映できて、なおかつ家にいながらにして誰と対面するわけでなく注文できるなら大満足だ。前述したように、注文内容はログインすればいつでも見られるので、同じタイプの色違いが欲しい時は色を変更するだけで注文可能に。行きつけのシャツ店は街角ではなくネット上で見つけるのが当たり前となったコロナ禍の今、安かろう悪かろうではないSOLVEは選択肢の上位に入るにふさわしいメーカーなようだ。