今回、カンデオホテルズの朝食ビュッフェリニューアルのタイミングに合わせ、編集部は「カンデオホテルズ東京六本木」での試泊体験を敢行。ホテルが位置するのは、六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどが近い、外国人にも人気の芋洗坂沿い。場所が場所だけあって、コンビニや飲食店も多く、大変便利だ。
TTNE株式会社主催「サウナシュラン2020」で特別賞を受賞したカンデオホテルズ。当日の昼間はまさかの台風で大荒れだったが、夕方から天気は回復。話題の露天風呂にも入れる……と一安心。
別の取材を済ませ、いざチェックイン。エレベーターはもちろん、部屋の電源もカードキーで管理。カードを差し込むのを忘れたままトイレに入ってしまい、「トイレが流れんっ!!」と焦る一場面も……。
ベッドはシモンズ社製を採用。普段の起き抜けは腰痛を伴うのだが、泊まった翌朝はいつもの痛みはない。やはり、よいベッドはカラダに優しいのだと実感。毛布や枕などの貸し出し備品も充実している。
六本木の夜景。窓から東京タワーが見える。写真の部屋はエグゼクティヴツイン。
風呂は15時から翌11時まで利用可能。客室のテレビで混雑状況が確認できる。
最上階の露天風呂「天空のスパ」へ。上は屋根がないから開放感があり、風が心地よい。撮影時は明るいため見えにくいが、夜は街のあかりが浮かび上がり、目隠しフィルム越しではあるが六本木の夜景を楽しめる。
男湯のドライサウナ
女湯のミストサウナ
次ページでは、リニューアルした朝食を紹介 →
カンデオホテルズの朝食を体験
もともと手づくりメニューや旬の食材の使用などでおいしさには定評のあったカンデオホテルズの朝食ビュッフェだが、「食べあわせ」を新たなコンセプトに掲げ、この10月4日からリニューアルされた。
というのも、同じ日に同じホテルに泊まったからといって、誰もが同じ食べ物を欲するわけではなく、それぞれがもつ生活スタイルやその日の体調によって選択するメニューが異なるのは当たり前のこと。しかし、通常の朝食ビュッフェでは用意されているメニューの数にも限りがあり、今の自分が食べたいものがひと品でも多く置かれていればラッキーというのが現実では。
カンデオホテルズが掲げた新しいコンセプト「食べあわせ」とは、そんな「ひと品あってラッキー」的な安易なものではなく、その時に食べたい食材をいくつも組み合わせられる品揃えと、組み合わせることで得られる幸福感を提供するというもの。想定される食べあわせには、以下のようなパターンが例として考えられる。
①体をつくりたい人 ↓ ・野菜、豆腐、タコミート、温野菜 ・きのこけんちん汁 ↓ 高タンパクで食物繊維が豊富なパワフルサラダ |
②体調にあわせたい人 ↓ ・出汁茶漬け ・浅漬け ・フルーツ ↓ 体調が優れない日は栄養バランスを考えつつ消化のよいものを |
③とにかく組み合わせて楽しみたい ↓ ・出汁カレー+トッピング ・トーストサンド ↓ 連泊する人が毎日食べても飽きず、組み合わせを考えるのが楽しくなるようなものを |
このほかにも食べあわせのパターンはいくつも考えられるが、そんなニーズに柔軟に応えられるような、カラダにも優しい豊富なメニューの数々を取り揃えたリニューアルがなされたわけだ。もちろん、使われる食材は品質にこだわった厳選素材ばかり。調理に手間がかかるメニューでも手抜きは一切せず、味噌汁にいたっては各ホテルごとに毎朝鰹節と鯖節を使って丁寧に出汁をとっているという。
朝の起き抜けに体に入れる食べ物は、安心安全な質の高いものであってほしい。そんな願いを叶えてくれるカンデオホテルズの朝食ビュッフェに注目したい。
インカのめざめ、紅はるか、国産マッシュルームなど、毎朝送られてくる厳選食材を使って各施設で調理。
(手前左から)かぼちゃのパングラタン、こだわりじゃが芋の肉じゃが、秋野菜ときのこのトマト煮込み、(奥左から)ベーコン、季節の温野菜、ベジタコミート
(左)だし巻きたまご、辛子明太子、和歌山県産しらす、(右手前)厳選さつまいもの大学芋、(奥左から)厳選野菜の浅漬け、ほうれん草胡麻和え、旨辛レンコンきんぴら
(手前左から)鯖照り焼き、スクランブルエッグ、ウィンナー(奥左から)厚揚げと野菜の八丁味噌炒め、大根とじゃこ天のおでんだし、大豆ミートとかぼちゃのそぼろ煮
手作り豆腐
自分でカスタマイズするお茶漬けと、カレー
朝食統括責任者の戸崎聡子さん。
朝食オペレーション指導担当の松井美穂さん。
フォトギャラリー
カンデオホテルズ東京六本木 東京都港区六本木6-7-11 Tel. 03-5413-6950 https://www.candeohotels.com/ja/tokyo-roppongi/ |