このところテレビCMでよく目にする“資産形成”や“新NISA”。これらはいわゆる投資関連のキーワードだが、そう言われてもよくわからず「?」と首を傾げてしまう人が多いのでは。だが物価が急激に上がってきた昨今、預貯金するだけでなく、それらを少しでも投資に回すことがこれからを生き抜くには重要なことなんだとか。「でも投資って失敗したら怖い」という人にオススメなのが、前述した『NISA(少額投資非課税制度)』。すでに2014年からスタートした個人投資家のための税制優遇制度だが、この1月から制度が改正され、さらにパワーアップ。今回は新NISAがスタートする直前の12月にメディア向けに行われた、みずほ銀行主催のメディアラウンドテーブルの様子を紹介しよう。
まずメディアラウンドテーブルの開始前に、みずほ銀行 個人業務部 推進チーム次長の佐々木祥次郎さんが登壇。「NISAやiDeCoといった金融用語について、一般的にはネットで検索して制度について調べるようだが、調べれば調べるほど訳がわからなくなり、いわゆる投資の足踏みループにはまってしまう人が非常に多いのが現状。そんな人にみずほ銀行がオススメするのが“相談する”ということ。相談には時間がかかるというイメージがあるかもしれないが、みずほ銀行ではNISAの相談から手続きまで、およそ1時間程度で完結するので、ネットで色々調べるよりもタイムパフォーマンスの向上を実現できる。また対面での相談だけでなく、コールセンターでのフォロー体制も万全」とみずほ銀行のNISA対策についてアピールした。続いて、女性のライフプランとお金のことについて考える2人のスペシャリストによるトークセッションがスタート。登壇したのはファイナンシャルプランナーの風呂内 亜矢さんと、みずほ銀行の平田葉奈子さん。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、全国銀行協会 金融経済教育活動懇談会委員、日本FP協会 評議員など、様々な肩書を持ち、ファイナンシャルプランナーとして投資、運用についてメディアなどで発信している風呂内 亜矢さん。
みずほ銀行 個人業務部推進チーム ライフプランアドバイザーインストラクターの平田葉奈子さん。
NISAのメリットは、少額で始められること。「実際、5,000円未満で投資している人もいるし、金融庁も推奨している長期、積立、分散、それに加えて金額のコントロールという4つのポイントを押さえればやりやすい。自分の始めやすいところからコツコツやっていくことが重要」と語る風呂内さん。
ひと月に3万円以上投資する人が35.1%ともっとも多いが、風呂内さんが言うように投資額が5,000円未満の人も少なくない。自分のライフスタイルに合わせた投資ができるのも新NISAの魅力だ。
普段から窓口に氏名や住所の変更で来店するお客さんと接する機会が多い平田さん。その際にNISAの話をすると、かなり興味を持ってくれるという。みずほ銀行ではNISAセミナーを開催しており、そこには女性の参加者がとても多いそう。せっかく口座開設まではしたのに、何を買えばいいのかわからず、結局NISAを活用していない人も多いが、そんな人はぜひ気軽に窓口に来て相談してほしいと語った。
投資について悩む女性と接する機会が多い平田さんがオススメするのが、みずほ銀行のNISAカフェ。仕事に行く前、すきま時間、休日など空いた時間にカフェのように気軽に立ち寄ることができるNISAカフェは、NISAやお金のことについてプロになんでも相談できる場所。簡単な質問に答えるだけで自分に合った資産形成方法を教えてくれたり、店舗によってはコーヒーを飲みながらリラックスした空間でアドバイザーに相談できるので、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがだろう。