株式会社伊藤園は2025年12月17日(水)、来年2026年3月に開催される「World Baseball Classic™(WBC)」のオフィシャルグローバルパートナー契約を締結したことを発表した。
これに伴い、大谷翔平選手が日頃から愛飲していることでも知られる「お~いお茶」ブランドが、大会全体のオフィシャルグリーンティーに採用。世界最高峰の戦いを、日本のお茶がサポートすることとなる。さらに、本大会をより楽しむための大会観戦チケットキャンペーンの実施も併せて発表された。
世界へ広がる「緑茶の輪」、大谷選手と共にグローバル展開を加速
同社は2001年のニューヨーク現地法人設立以来、海外展開を本格化させてきた。近年では「お~いお茶」の価値を世界へ伝えるべく、2024年に大谷翔平選手とグローバルアンバサダー契約を締結。2025年にはMLBおよびロサンゼルス・ドジャースともパートナーシップを結ぶなど、その動きを活発化させている。
大谷選手が日本時代から渡米後の生活に至るまで、様々な場面で愛飲し続けているという事実から始まったこの絆。今回、世界中が熱狂するスポーツイベントの一つであるWBCのオフィシャルグローバルパートナーとなることで、世界No.1無糖緑茶飲料ブランド「お~いお茶」のさらなる認知拡大と、海外展開の加速を図っていく構えだ。
入手困難なプラチナチケットが当たる!? 豪華キャンペーンの実施決定
世界中の野球ファンが注目する本大会。日本中のファンに楽しんでもらうため、大会観戦チケットが当たるキャンペーンの実施も決定した。その規模は、2025年3月に実施された「MLB WORLD TOKYO SERIES presented by Guggenheim」でのキャンペーン(60組120名当選)を上回る展開を予定しているというから驚きだ。詳細は2026年1月下旬ごろに発表される予定。続報を待ちたい。
「幸せをもう一度噛みしめたい」二刀流・大谷翔平選手が語るWBCへの想い
今回の決定とキャンペーン開催を記念し、伊藤園「お~いお茶」グローバルアンバサダーを務める大谷翔平選手から特別コメントが寄せられた。
Q. 伊藤園が World Baseball Classic のオフィシャルグローバルパートナーとなりました。昨年に続き観戦チケットキャンペーンを実施するのですが、World Baseball Classic の出場にあたり、二刀流での活躍を期待されているファンも多いかと思いますがいかがですか?
大谷選手:まだシーズンが終わったばかりなので、気持ちの整理がついていない部分もあるのですが、出場したあの時の興奮というか日本の皆さんから応援してもらえる嬉しさというか、幸せをもう一度噛みしめたいなと思ってはいるので、全力で頑張りたいと思っています。
World Baseball Classic プレジデント ジム・スモール氏のコメント
このたび、日本を代表する企業である株式会社伊藤園「お~いお茶」にご協賛いただけることを、心より光栄に思います。野球は、国や言葉を越えて人々をつなぐスポーツです。
そしてお茶もまた、心を落ち着かせ、人と人を結びつけてきた文化です。この二つが出会うことは、競技の枠を超え、スポーツが持つ可能性をさらに広げるものだと感じています。本大会を通じて、日本が誇るお茶文化が世界中のファンに届けられ、「お茶」という選択肢がスポーツを楽しむ際の、新しいスタンダードとして広がっていくことを期待しています。
「お~いお茶」が象徴する自然への敬意、調和、そして静けさは、野球が持つ情熱と同じくらい、美しい日本の精神文化を表しています。伊藤園がこの舞台に加わることで、World Baseball Classic がスポーツと文化が響き合う場として、さらに豊かな大会となることを確信しています。
2026年春、熱狂の渦中で「お茶」が世界を潤す
2026年3月、日本、アメリカ、プエルトリコを舞台に開催される野球の祭典。大谷選手の「全力で頑張りたい」という言葉に、早くも胸を熱くするファンは多いだろう。
国境を越えて人々をつなぐ野球と、人と人を結びつけるお茶。この二つの文化が融合する次回のWBCは、これまで以上に味わい深い大会となりそうだ。「お~いお茶」を片手に、世界最高峰のプレーに酔いしれる春が待ち遠しい。
