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老け見えの原因は口元にあり!? 歯ぐきの「糖化」を防ぐ最新エイジングケア習慣に関するセミナーをライオンが開催

美容や健康への意識が高い人なら、一度は「糖化」という言葉を耳にしたことがあるのではないだろうか。

糖化とは体内の余分な糖とタンパク質が結びつくことで、悪玉物質「AGEs(終末糖化産物)」が生成される現象。タンパク質が茶色く変性するため、俗に「体が焦げる」とも表現される恐ろしいエイジングサインのひとつである。

お肌のくすみやたるみの原因として注目されがちなこの「糖化」だが、実は肌だけでなく「歯ぐき」にも起こるらしい。そんな驚きの事実と最新の研究結果を紐解くべく、ライオン株式会社は5月19日(火)、「“歯ぐきのエイジングケア※”オンラインセミナー」を開催した。
※年齢に応じた口腔ケア

2部制で行われた同セミナー。歯ぐきの糖化メカニズムや見た目に与える影響、そして今日から始められる日々のオーラルセルフケア習慣まで、気になる内容を余すところなくレポートする。

歯ぐきの主成分はコラーゲン。蓄積するダメージと歯周病のサイン

第1部では、ライオン株式会社 ヘルス&ホームケア事業本部 オーラルケア事業部の政岡大裕氏が登壇。「糖化」と歯ぐきの関係について解説が行われた。

政岡大裕(まさおか だいすけ)
ライオン株式会社 ヘルス&ホームケア事業本部オーラルケア事業部。入社後10年間の幅広い営業経験をもとにした視点を土台に、2024年1月よりマーケティングに従事。「システマ」ブランドの育成戦略の企画・立案を担当する。

肌の弾力を保つコラーゲンはタンパク質の一種だが、実は歯ぐきの主成分も同じくコラーゲン。つまり、肌と同様に歯ぐきも糖化する可能性があるのだ。政岡氏によると、この歯ぐきの糖化を放置すると深刻な事態を招くという。

「AGEsが歯ぐきに蓄積することで、歯ぐきの組織にダメージを与え、炎症が起こりやすい状態となります。その結果、歯周病リスクが高まることが分かってまいりました。歯周病予防には殺菌が重要と考えられがちですが、このようなメカニズムから、歯ぐきにおいても糖化による炎症を抑えることが非常に重要となってまいります」(政岡氏)


歯周病は初期段階では自覚症状が少ない。しかし、進行すると歯ぐきの腫れや出血、口臭などに繋がる恐れがあるため、毎日のセルフケアによる予防が肝心だ。

そこで提案されたのが、歯ぐきの糖化に着目し、歯周病に“先手ケア”をする新発想のハミガキ「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」を取り入れた毎日の習慣。新たに配合された有効成分「GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)」が、糖化による歯ぐきの炎症を抑制し、歯周病を防いでくれるという。さらに、歯ぐき細胞を活性化する成分やコラーゲン分解を抑制する成分なども配合されており、まさに大人のためのエイジングケア仕様となっている。

政岡氏は、効果を最大限に引き出すための実践的なブラッシングもアドバイス。そのブラッシング方法は、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度の角度で当て、歯ぐきをマッサージするように優しく小刻みに動かすこと。そして、有効成分を口内にしっかり残すため、磨いた後のすすぎは最小限(1〜2回程度)に留めるのがポイントだ。


肌の黄ぐすみと同じ!? 「歯ぐきの糖化」が見た目年齢を左右する

続く第2部では、内科・皮膚科医の友利 新先生と、歯科医師・歯学博士の照山裕子先生によるトークセッションが行われた。テーマは『「歯ぐき(お口)」も「糖化」する? 歯ぐきの糖化と見た目の影響について』。

友利 新(ともり あらた)先生
内科・皮膚科医。東京薬科大学・梅花女子大学客員教授。都内クリニックに勤務する傍ら、医師の立場で美容と健康を医療として追求。美容誌のベストコスメ審査員を歴任し、著書も多数。YouTubeチャンネルの登録者数は166万人を超える。

照山裕子(てるやま・ゆうこ)先生
歯科医・歯学博士。東京科学大学非常勤講師、BLOOM ORAL CARE Tokyo院長。日本アンチエイジング歯科学会理事などを務め、複数クリニックでの診療に加え、口腔ケアの伝道師としてメディア出演や執筆活動も行う。著書『歯科医が考案・毒出しうがい』は13万部を超えるベストセラー。

まず美容医療の観点から、友利先生が肌の糖化について解説。

「肌の表皮にAGEsが溜まると、茶色っぽい黄ぐすみのようなクスミが出てきます。さらに奥の真皮にあるコラーゲンなどにAGEsがくっつくと、コラーゲンを破壊してしまうのです。ベッドのスプリングがなくなるように肌がたるみ、中顔面が長く見えて老けた印象を与えてしまいます」(友利先生)

これを受け、照山先生は歯科医の立場から「歯ぐきでも全く同じことが起きている」と指摘する。

「歯周病が進行すると、歯を支える骨が痩せて歯ぐきが下がってきます。すると歯が伸びたように見え、見た目の老化に直結します。また、健康な歯ぐきは適度な弾力と引き締まりがありますが、炎症が起きるとブヨブヨと腫れたり、色がくすんだりしてしまいます。いくら歯を白くしても、歯ぐきが美しくなければ綺麗に見えないのです」(照山先生)

さらに驚きなのが、歯ぐきの色が顔全体の印象、ひいてはメイクアップにまで影響を及ぼすという事実。

「口元は顔のレフ板のような効果があります。赤いパキッとしたリップを塗りたいと思っても、歯ぐきがくすんでいると色が浮いてしまいます。リップ選びを楽しむためにも、歯ぐきのケアは重要です」(照山先生)

「大人向けのリップは肌のくすみに合わせてあえてくすんだ色合いに作られていますが、実はお口を開けた時の歯ぐきのくすみともリンクしていたんですね。歯ぐきをピンク色に保てれば、若い頃につけていたような鮮やかな色のリップも似合うようになるということです」(友利先生)

口は全身を映す鏡。恐ろしい「負のスパイラル」を断ち切るために

見た目の問題だけではない。「口は全身の状態が見える唯一の臓器」とも言われる通り、歯ぐきの健康は全身の健康と直結している。

歯ぐきには毛細血管が張り巡らされており、健康であれば美しいピンク色を保つ。しかし、喫煙などの生活習慣により血流が悪化すると、栄養や酸素が届かず、どす黒くくすんだ色になってしまう。さらに恐ろしいのが、糖化と炎症の「負のスパイラル」だ。

「糖化してAGEsが溜まると体の中に炎症が起こります。炎症が起こるとまた糖化が起こり、さらに老化が進むという負のループに陥ってしまいます。歯周病による炎症は、血管を通じて全身に悪影響を及ぼし、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こすリスクもあることが分かっています」(友利先生)

この恐ろしいスパイラルを断ち切るには、日々のセルフケアの質を上げることが急務。なんとなくパッケージのイメージで選ぶのではなく、成分表示をしっかり確認し、目的に合ったアイテムを選ぶことが大切だという。

「磨き残しを減らすことは大前提ですが、GK2のような炎症反応を制御してくれる成分を取り入れたほうが効率的です。自分の味方になってくれるような成分を見つけて、毎日のオーラルケアに特化したアイテムを取り入れていく目線が大事ですね」(照山先生)

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スキンケアやヘアケアのアイテムは、年齢や悩みの変化に合わせてこまめに見直す人が多いだろう。しかし、オーラルケアに関してはどうだろうか。「ずっと同じハミガキを使い続けている」という人は意外と多いはずだ。

毎日の歯みがきは、単なる虫歯や歯周病の予防だけにとどまらない。成分にこだわり、正しい磨き方を実践することは、若々しい口元を保つ「口元美容」であり、ひいては全身の健康を守るための立派な「エイジングケア」なのだ。

老け見えのサインを見逃さず、今日からさっそく「歯ぐきの糖化ケア」を始めてみてはいかがだろうか。自信を持って笑える健やかな口元が、あなたの魅力をさらに引き出してくれるだろう。

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