「晴れたら市原、行こう。」をテーマに2014年からトリエンナーレ形式（3年に一度開催される展覧会や芸術祭などのこと）で開幕されてきた『房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス』。コロナの影響で延期されていた昨年（2020年）開催予定だった第3回が、ついに開幕した。
初日の11月19日には、小出譲治 市原市長をはじめとする主催者や展示作品の作家たちによるオープニングセレモニーが開かれ、マーチングバンドの演奏とともに小湊鉄道のトロッコ列車が走り出してアートイベントがスタート。
この芸術祭は、千葉県市原市を走る小湊鉄道の駅を中心にアート作品を多数展示するもので、列車が駅に停まるたびに乗客である鑑賞者は「ここにはどんなアートが？」と身を乗り出して作品を探して盛り上がった。
作品は駅構内だけでなく、廃校になった小学校の校舎跡や空き家になった個人邸、農地の狭間の空き地など、いたるところに展示され、常人には考えも及ばないアートの数々が鑑賞者の目を楽しませてくれる。開催は12月26日まで。
オープニングセレモニーで挨拶の言葉を述べる小出市長。
トロッコ列車に乗り込んで、アートをめぐる旅はスタート。
《７つの月を探す旅「第二の駅 村上氏の最後の飛行 あるいは月行きの列車を待ちながら》レオニート・チシコフ／上総村上駅
《里山トイレ》藤本壮介／上総牛久駅
《ドリームキャッチャー》キム・テボン／旧平三小学校
《ビルズクラウド》栗真由美／旧平三小学校
《森ラジオ ステーション ✖️ 森遊会》木村崇人／月崎駅
《雷神・09》戸谷成雄／市原湖畔美術館（企画展）
| 『房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020＋』 概要 |
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| 開催エリア／小湊鉄道を軸とした周辺エリア（五井、牛久、高滝、平三、里見、月崎・田淵、月出、白鳥、養老渓谷） 開催期間／2021年11月19日（金）〜12月26日（日） 主催／いちはらアート×ミックス実行委員会 実行委員会会長／小出譲治（市原市長） 総合ディレクター／北川フラム アートディレクター／豊福亮（アーティスト） デザインディレクター／色部義昭（グラフィックデザイナー） 広報アドバイザー／佐野弘明（市原市広報戦略アドバイザー） |
| 房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020＋ https://ichihara-artmix.jp/ |