4月18日、駐日スペイン大使館(東京都港区)にて『千年巡礼道 友好提携 調印式 記者発表会』が開催され、日本遺産「1300年つづく日本終活の旅」~西国三十三所観音巡礼~日本終活の旅推進協議会と世界遺産 サンティアゴ巡礼路と友好締結を結ぶ調印式が行われた。
巡礼の価値をより深く広く世界に発信するため、今回の締結はキリスト教と仏教という宗教の垣根を越えた巡礼文化の友好提携となり、今後は今年6月18日に5ヶ所の巡礼地(サンティアゴ、西国の2ヶ所、坂東、秩父)を巡礼する同日巡礼、10月にはスペインへの表敬訪問などが行われる予定。
これをきっかけに、構成遺産(西国札所)と地域の歴史や文化などとあわせて地域の活性化を目指していきたいという。
スペインからオンラインでセレモニーに参加したガリシア州政府 観光局長のマリア・ナバ・カストロ・ドミンゲス氏(左)とガリシア州政府 シャコペオ計画実行委員会 マネージング・ディレクターのイルデフォンソ・デ・ラ・カンパ氏。
西国三十三所巡礼道についての概要を説明する日本遺産「日本の終活の旅」推進協議会 副会長・西国三十三所札所会 副会長・書写山圓教寺長吏の大樹玄承氏。
サンティアゴ巡礼路の概要を説明する日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会 代表理事の金塚多佳子氏。
調印までの経緯及びこの調印が目指すことを語る日本遺産「日本の終活の旅」推進協議会事業 推進担当・西国三十三所札所会 総務委員長の岡村遍導氏。
藤田氏が署名を終え、調印式は無事に終了した。
西国三十三所 巡礼の旅 https://saikoku33.gr.jp/ 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会 https://camino-de-santiago.jp/ |