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ワークマンが2025年秋冬新製品発表会「WORKMAN EXPO 2025秋冬」を開催 注目はリカバリーウェア市場に本格参入の「MEDIHEAL®」シリーズ

株式会社ワークマンは2025年9月1日、東京国際フォーラムにて「WORKMAN EXPO 2025秋冬」を開催した。会場には、過酷な環境でも快適に過ごせる機能性を追求した秋冬の新製品が多数展示された。なかでも編集部が注目したのは、一般医療機器として展開するリカバリーウェア「MEDIHEAL®(メディヒール)」シリーズである。ワークマンは今年、同シリーズで急成長するリカバリーウェア市場へ本格参入を果たす。発表会では、「MEDIHEAL®」の新ブランドアンバサダーに就任した“百獣の王”こと武井壮さんも登壇し、トークショーでその魅力を語った。

【業界1位へ挑戦】低価格で高機能「MEDIHEAL®」でリカバリーウェアを大衆化へ

リカバリーウェア市場は近年急成長を遂げているが、高価格帯の製品が多く、一般消費者にはまだ手が届きにくいのが現状だ。そんな中、ワークマンが投じる「MEDIHEAL®」は、一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」でありながら、上下セットで3,800円(税込)という常識破りの低価格を実現している。

「MEDIHEAL®」は生地に練り込んだ鉱石が体から発する遠赤外線を輻射し、血行を促進することで疲労や筋肉のコリを改善する仕組みで、その効果は試験でも実証済みだという。

ワークマンは「機能と価格に、新基準」をパーパスに掲げ、大手ブランドの1/10程度の価格でリカバリーウェアの「コモディティ化(大衆化)」を目指す。2025年秋冬シーズンには24アイテム合計200万着という、前年比10倍の販売計画を立てており、2027年中の業界トップを狙う。

発表会には、新ブランドアンバサダーに就任した武井壮さんが登壇。「過去イチぐらいにストレスのない着心地」と着用感を絶賛し、縫い目や生地の質感が全く気にならず、動きやすさも兼ね備えている点を高く評価した。

自身の体を徹底的に研究し、コンディション管理を誰よりも得意と自負する武井さん。「僕の特技は鍛えることよりも、疲れた体を誰よりも早くリカバーできる能力」と語り、その回復力を支えるウェアとして「MEDIHEAL®」に太鼓判を押した。

機能性とデザイン性を両立「Workman Colors」には俳優・ふせえりさんが登場

一方、ファッション性を重視する層に向けて展開するのが、ワークマンが培ってきた高い機能性はそのままに、日常のオン・オフを問わず自由にコーディネートできるアイテムを提案する「Workman Colors」だ。

ステージには、「Workman Colors 2025秋冬」のスタイルカタログでモデルを務めた俳優のふせえりさんが登場。撮影は6月の猛暑の中で行われたというが、「(衣装が)軽いから、あんまり気にならなかった」と笑顔で振り返った。

ふせさんは、自身のYouTubeチャンネルでワークマンの店舗を訪れる動画を公開するほどのワークマン愛好家。特にDIY用の作業着などで日頃からお世話になっているといい、「ポケットが多くて広いのがいい」と、ユーザー目線での魅力を熱弁。あまりの安さに「採算は取れるんですか?」とスタッフに聞くこともあるという。

アラ還を迎えた記者にとって、疲労回復は日々の切実な課題である。これまでマッサージやサプリメントなど様々なリカバリー方法を試してきたが、なかなか長続きしなかった。しかし、「着るだけ」でよいリカバリーウェアなら、ズボラな自分でも続けられそうだ。とくに「MEDIHEAL®」シリーズは、お財布にやさしい価格設定が嬉しい。複数購入してパジャマがわりにすれば、毎晩の睡眠が質の高いリカバリータイムに変わるかもしれない。翌朝、すっきりと目覚められる日々を期待させてくれる、そんな発表会であった。

ワークマン
https://www.workman.co.jp/