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<動画あり>ホテル雅叙園東京 平安から現代までさまざまな雛文化が楽しめる企画展を開催

ホテル雅叙園東京では、東京都指定有形文化財「百段階段」にて企画展『千年雛めぐり 〜平安から現代へ受け継ぐ想い〜 百段雛まつり2024』を開催中。2010年に開催された第1回目を皮切りに毎年開催されてきた「百段雛めぐり」だが、2020年に11回目を開催中に新型コロナウイルスの感染が急激に拡大し、早期閉会に。今回は実に4年ぶりの開催が実現した。

12回目となる今回は、従来の地域テーマに基づいた展示構成から一転、さまざまな地域に息づく雛景色、現代の作家による未来へ伝承する雛文化を各部屋ごとにテーマを設ける形となっている。

螺鈿の装飾が美しいエレベーターを降りると、エントランスホールで我々を出迎えるように鎮座するのは宮崎県綾町の「雛山」。苔に覆われた山の中にお雛さまを配す、その独特の展示の起源は江戸時代にまで遡るといわれる。エントランスホールを抜け、文化財「百段階段」を上がっていくと、その途中にはテーマの異なる7つの部屋が。平安時代から現代まで、1000年の時間の中で受け継がれる雛まつりの世界を、とくとご覧あれ。

エントランスホールに展示された雛山(宮崎県綾町)。

各部屋のテーマ
「十畝の間」エリアテーマ/百段雛まつり
「漁樵の間」エリアテーマ/座敷雛(福岡・飯塚)
「草丘の間」エリアテーマ/うしくのひなまつり
「静水の間」エリアテーマ/清湖雛物語
「星光の間」エリアテーマ/極小の雛道具(川内由美子コレクション)
「清方の間」エリアテーマ/ねこたちの雛まつり
「頂上の間」エリアテーマ/早春を彩るてまり
※各部屋の展示の様子は動画をご覧ください。

「うしくのひなまつり」(草丘の間)。とても高価なものだった江戸時代の雛人形。その代替品として親しまれたつるし飾りを多数展示。

「極小の雛道具(川内由美子コレクション)」(星光の間)。小さな雛道具に惹かれ収集を開始した川内由美子氏のコレクションを多数展示。

「早春を彩るてまり」(頂上の間)。日本各地のてまりとともに、雛まつりをイメージしたてまりインスタレーションを展示。フォトスポットとしても楽しめる。

『千年雛まつり 〜平安から現代へ受け継ぐ想い〜 百段雛まつり2024』概要
期間/2024年1月20日(土)~ 3月10日(日)
時間/11:00~18:00(最終入館17:30)
会場/ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
料金/一般1,600円、大学・高校生1,000円、小・中学生800円
※未就学児無料、学生は要学生証呈示
販売/ホテル雅叙園東京(一般入場券)、公式オンラインチケット(一般入場券、グッズ付)
主催/ホテル雅叙園東京 問合せ:03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
公式サイト/https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/hinamatsuri2024

ホテル雅叙園東京
東京都目黒区下目黒1-8-1
TEL.03-3491-4111
hotelgajoen-tokyo.com/