オーストラリア大使館が珍しい真っ赤な「レッドスパークリングワイン」をアピール

写真上／オーストラリアワインを報道陣に紹介するオーストラリア大使館 商務部のマレイ・スペンス参事官（左）とエリザベス・コックス公使。

東京・麻布のオーストラリア大使館で11月某日、同国で人気の「レッドスパークリングワイン」を紹介する記者発表会が行われた。我々日本人は「スパークリングワイン」といわれると白ワインがベースの透き通ったものを思い浮かべるが、レッドスパークリングワインはその名の通り、見た目は赤ワインと同じ真っ赤な色合いだ。

オーストラリア大使館 商務部のマレイ・スペンス参事官によると、もともとオーストラリアでもスパークリングワインは白ワインベースだったそうだが、赤身の肉を食べることが多い同国では食事とのマリアージュがうまくいかず、赤ワインベースのスパークリングワインが広まったのだとか。日本ではクリスマスに白ワインがベースのスパークリングワインを飲むが、オーストラリアではクリスマスが真夏にあたるため、よく冷えた喉越しの爽やかなレッドスパークリングワインを飲んでいるのだそうだ。「試してみたいけどどれがいいの？」とお悩みの人には、オーストラリアでも人気の「ティレルズ スパークリング シラーズ」と「イエローグレン レッド・スパークリング NV」あたりが飲みやすい入門ワインとしておすすめ。

昨年同様、クリスマスパーティーはおうちで、という人が多いと思うが、今年は赤いスパークリングワインも一本用意して、オーストラリア旅行気分を味わってみては。

（手前左から）アンドリュー・ピース スパークリング シラーズ、イエローグレン レッド・スパークリング NV、ティレルズ スパークリング シラーズ、（奥左から）マクギガン ブラック・ラベル スパークリング、ミス・モーリー