<ギャラリーツアーリポート>ニコライ・バーグマン フラワーデザインを取り入れた新感覚ポップアート展示『Nicolai Bergmann Pop Art in Bloom』

3月からスタートしたニコライ・バーグマンの『Nicolai Bergmann Pop Art in Bloom』も残すところあとひと月。4月27日にはメディア向けのギャラリーツアーが行われ、本人による作品解説、自身のポップアート作品に対する思い、そしてギャラリーの2階にあるアトリエでは制作作業の裏側まで公開された。

2013年のZUCCaとのコラボがポップアートを作るきっかけになったと語るニコライ・バーグマン。向かって右の「Ice cream Cry」は記念すべき一番最初の作品。向かって左は、本人が一番お気に入りの「You make me melt」。

作品を制作する作業台の前で。ペイントは一度で終わる作業ではなく、塗料を何度も塗布するためとても時間がかかるという。仕事で移動しては戻ってきて、作業をすることを繰り返し、作品が完成する。

ポップアート作品が展示されたギャラリーの様子。

Nicolai Bergmann Pop Art in Bloom

フラワーアーティスト ニコライ・バーグマンは、南青山のアートギャラリー「GALLERY nicolai bergmann」にて『Nicolai Bergmann Pop Art in Bloom』を開催中。今春、フラワーアーティストとしてこれまでにない新しい表現に挑戦し、フラワーデザインを取り入れたPOP ART作品10点を発表、またアート作品の販売も行う。

POP ARTは現代アートの巨匠アンディ・ウォーホル等からインスピレーションを受けたといい、写真に収めた自らのフラワーデザインをデジタル加工してグラフィカルに表現。そこに、絵具やスプレーペイント、インクなど、さまざまな画材を使いペイントを施していく独自の技法で制作されたミクストメディア作品。ニコライ氏のフラワーデザインの新たなる世界『Nicolai Bergmann Pop Art in Bloom』は、5月30日まで開催。

<ニコライ・バーグマンのコメント>
私は幼い頃からアート、特に1950年代のポップアートムーブメントやアーティスト、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングらに魅了されてきました。
「Pop Art in Bloom」展は懐かしい子供時代へ戻る私の旅です。誰もが知る愛するキャラクターやモチーフを通して、ユーモアあふれる楽しく幸せでカラフルな人生へのアプローチです。この展覧会で発表するコレクションは、この先の私の多くの作品の原点になるのではと思っており、こうした制作プロセスは私に興奮と喜びを与えてくれています。
ぜひ最後までお楽しみください。

「Pop Art in Bloom」概要
開催期間/2021年3月17日(水)〜5月30日(日)
時間/11:00〜18:00
休館日/月曜日
GALLERY nicolai bergmann
東京都港区南青山5-5-20
https://www.gallerynicolaibergmann.com