明治学院大学、難民等外国につながる小中高生の学習支援教室開講 – 多文化共生の一環として
明治学院大学が、難民等外国につながる小中高生の学習支援教室開講式を成功裡に開催した。
概要
開催日:2025年3月28日(金)
場所:明治学院大学白金キャンパス
主催:社会福祉法人さぽうと21
助成:一般財団法人ファーストリテイリング財団 https://www.fastretailing-foundation.or.jp/jp/
関連サイト:さぽうと21 https://support21.or.jp/
プロジェクト:内なる国際化プロジェクト https://internal-i18n-meijigakuin.org/
学習支援教室の目的と開講式の様子
この学習支援教室は、一般財団法人ファーストリテイリング財団の助成による難民子女支援の一環として実施され、明治学院大学は学生がボランティアとして学習支援の補助を務めます。開講式では、明治学院大学の今尾学長より子どもたちへ向け経験から学ぶ大切さを伝える挨拶がありました。また、ジムラン理事長や社会福祉法人さぽうと21の高橋理事長からも子どもたちへ向けてエールが送られました。
学習支援教室の実施内容
学習支援教室は大学生が学習ボランティアとして講師の補助を行い、子どもたちに学びの場を提供します。また、この学習教室では、普段散り散りに学習支援を受けている子どもたちが一堂に会し、交流を深める機会を提供します。また、この教室の開催は子どもたちにとって、「大学」という将来の進路を意識する大切な機会となります。
学生の学びとファーストリテイリング財団寄付講座
学生たちは、ボランティア活動を通して難民や外国ルーツを持つ子どもたちの現状理解を深めます。これは、ファーストリテイリング財団が寄付する講座「ボランティア実践指導」を通じて実現されています。2018年から始まったこの寄付講座では、難民問題やグローバル社会、多文化共生社会についての理解を深めることが目的となっています。
内なる国際化プロジェクトについて
「内なる国際化プロジェクト」は、多文化共生社会を担う人材を育成するためのプロジェクトです。移民問題や人権問題に対する深い洞察力を備えた多文化共生サポーターやファシリテーターの育成を目指しています。現在、新設の情報数理学部を除くすべての学部の学生が認証申請が可能で、多くの学生が認証を受け、社会の多様な価値観を理解できる共生社会の担い手となっています。
明治学院大学について
明治学院大学は、ヘボン博士の教育理念である「キリスト教による人格教育」を基礎に教育を行っています。2024年には情報科学融合領域センターと新たな理系学部「情報数理学部」を開設し、学生が社会に臨む力を持つための教育を行っています。さらに、スポーツ分野では箱根駅伝出場を目指すプロジェクト「Road to HAKONE 2028」が進行中です。
関連リンク
明治学院大学公式Webサイト:https://www.meijigakuin.ac.jp
MG箱根駅伝プロジェクト特設サイト:https://www.meijigakuin.ac.jp/campuslife/ekiden
