飲食店の情報発信を讃える「食べ物語AWARDS&試食会 2022夏」の受賞4店を発表
(写真左から)審査員 笠原将弘氏、carbon brews tokyo山田百花氏、マロリーポークステーキ 若林勇太氏、名代とんかつ かつくら 三木慎一氏、アオアヲナルトリゾート 六車智裕氏、PR TIMES 村田悠太氏
飲食店自らの情報発信を表彰し支援する「食べ物語AWARDS&試食会 2022夏」が6月6日に開催され、厳正なる審査の結果、4店が入賞した。
プレスリリース配信サービスのPR TIMES主導でキリンビール株式会社、サントリー酒類株式会社の2社の協力のもと2021年11月に発足した「食べ物語」プロジェクトは、プレスリリースでの言葉選びや文章構成など文学的観点から、共に食の情報発信を推進するというもの。こういった背景もあり、表彰の対象になるのは“魅力的な飲食店プレスリリース”を発信したお店という、通常の飲食店表彰とは毛色の異なるアワードだ。受賞項目も中華や和食といったカテゴリーではなく、〈噛みしめたい文学センス賞〉や〈目にもおいしい読みごたえ賞〉など、特徴が群を抜き、すぐれたプレスリリースを発信したかで選出される。
2回目の開催となる今回は、2022年1月1日~2022年3月31日に発信された「外食・中食」カテゴリのPR TIMESプレスリリース、PR TIMES STORY、PR TIMES TVの中からエントリーした飲食店を各審査員が4件ずつ選出する1次審査を経て12件が最終審査へとコマを進め、最終審査会で4件の受賞プレスリリースが決定。受賞店とプレスリリースは以下のとおり。
〈噛みしめたい文学センス賞〉
carbon brews tokyo
「クラフトビール×香港料理を楽しむ大人の隠れ家香港発の個性派クラフトビール「carbon brews」世界初のタップルーム「carbon brews tokyo」3/7(月)東京・赤坂にオープン」
【受賞理由】
全体的に文章が丁寧で、量も多く、充実している。香港の路面電車を象徴するノスタルジックなグリーンをアクセントに、といった表現によって店内のイメージが広がる。クラフトビールやフード一つ一つに適切な説明があるので、文章から味わいをイメージしながら選ぶ楽しみが生まれる。ラベルデザインに元素の周期表が生かされているのも面白い。(審査員 明治大学文学部教授、『食べ物語』プロジェクトアンバサダー 齋藤孝氏)
〈シェフ(書き手)の熱い想いを味わえる賞〉
マロリーポークステーキ
「漫画みたいに巨大なポークステーキ専門店「マロリーポークステーキ」大手町店3月22日(火)に新規オープン!新たにセットメニューが登場 ライス・スープとセットで990円〜」
【受賞理由】
漫画みたいに巨大なポークステーキ専門店という出だしだけで、いきなり興味がそそられました。日和山、エベレストなどメニュー名もユーモアセンスがあふれていて良いですね。人に説明したくなります。コロナで余るコメ問題に対しての考え方も素晴らしいと思いますし、素材の豚肉の品質の良さもわかりやすく伝わってきます。料理人目線で見ても巨大な塊肉を真空低温調理でじっくり火を通してから、仕上げにオーブンでクリスピーに焼き上げるという調理法は理にかなっていますし、本当に美味しそう。すぐにお店に伺いたくなりました。(審査員 「賛否両論」店主 笠原将弘氏)
〈人に伝えたくなるおいしい話賞〉
名代とんかつ かつくら
「【名代とんかつ かつくら】京都の味噌にこだわった、全8種類の特別なお味噌汁。期間限定でご提供いたします。」
【受賞理由】
「株式会社フクナガ」の「名代とんかつ かつくら」のリリースには、一切の迷いがありません。とんかつ屋さんでありながら、商品であるとんかつ画像はチラッと一度小さく出るだけで、あとはこれでもかというくらいの、シズル感たっぷりの味噌汁画像のオンパレード。どれほどこの隠れ名物に愛と自信を持っているか、店側の意識の高さが伝わります。きっとここなら、とんかつも最高においしいことでしょう。断捨離の手本と呼ぶべき秀作だと思います。(審査員 食とライフスタイルのディレクター 山口繭子氏)
〈目にもおいしい読みごたえ賞〉
アオアヲ ナルト リゾート
「縁起が良くて、ごちそう満載。海鮮7種が舞い踊る【福福鳴門(ぷくぷくなると)】プラン誕生。四国パワースポット鳴門旅。」
【受賞理由】
ビジュアルクオリティが高く、鳴門の「青」や「桃色」に誘われます。写真枚数が豊富で構成に優れ、見やすく読みやすい。食べることが幸せに満ち、その土地を深く知ることにつながる心晴々としたプランが美しい写真と煽動的過ぎない文章で丁寧に綴られていて、お客様と地元双方への真摯さ、取り組みの愛情深さが窺えます。(審査員 料理写真家 宮崎純一氏)
表彰式後は、受賞店の夏の新メニューもいち早くお披露目され、『食べ物語』プロジェクトアンバサダーを務める齋藤孝氏と笠原将弘氏が試食。地域性や取り扱う食材など、それぞれの店舗の特色を活かしたメニューの数々を両氏とも絶賛。こちらも要チェックだ。
carbon brews tokyo
夏の新メニュー「マンゴープリン サワーパンチジュレ添え」
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マロリーポークステーキ
夏の新メニュー「黒トリュフバターステーキ」
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名代とんかつ かつくら
夏の新メニュー「鱧かつと金華豚ヒレかつ」
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名代とんかつ かつくら
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アオアヲ ナルト リゾート
夏の新メニュー「徳島県産アワビの冷製 酒蒸し仕立て 鳴門「福寿醤油」を使った肝醤油掛け」
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アオアヲ ナルト リゾート
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