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帝国ホテルが今年20周年を迎えた恒例の
ジャズフェスティバル『インペリアル ジャズ』を開催

2004年にスタートした帝国ホテルの都市型ジャズフェスティバル『インペリアル ジャズ』。記念すべき20周年を迎えた今年は「イッツ エンターテインメント」をテーマに8月10日から13日にかけて東京と大阪で全3公演が開催された(うち1公演はディナーショー形式の前夜祭)。

編集部が取材した8月13日の東京公演には、『インペリアル ジャズ』のプロデューサーを務めるスインギー奥田さんが率いるザ・ブルースカイオーケストラをはじめ、小沼ようすけさんや宅間善之さんから秋満義孝さんや荒川康男さんまで、若手から大ベテランのお馴染みの面々が集結。“伝承”を大切にするインペリアル ジャズならではのステージングを展開した。

そして注目すべきは、今年がインペリアル ジャズ初参戦となった、デビューからちょうど40周年の神野美伽さん。スインギー奥田さんによると、出演をオファーしたきっかけはヴァイオリニストの寺井尚子さんからの強い推薦だとか。演歌歌手としてのイメージが強い神野さんだが、今回のステージでは近年再び注目を集めているブギウギを熱唱。その力強い歌声と観客を惹きつけるパフォーマンスで、第一線で活躍し続けるエンターテイナーとしての力量をまざまざと見せつけてくれた。

東京公演(2024年8月13日開催)の模様

真っ赤な衣装で登場した神野美伽さんは、『東京ブギウギ』をはじめとする笠置シヅ子メドレーで会場を沸かせた。

パワフルな歌声で往年のファンを魅了したアジアの歌姫・マリーンさん。

ステージでは、普段は観られないような豪華アーティストの競演が実現。左から山下洋輔さん(P)、松岡“matzz”高廣さん(Perc)、寺井尚子さん(Vn)、荒川康男さん(B)、小山太郎さん(Dr)。

もはや職人芸ともいえる見事な演奏と観客を巻き込んだパフォーマンスで沸かせた外山喜雄さんとデキシーセインツの面々。

真っ黒な肌と対照的な純白の衣装に身を包んで登場した松崎しげるさん。トレードマークの熱い歌声と軽妙なトークは74歳になった今でも健在だ。

今年95歳を迎える秋満義孝さん(中央)、82歳の山下洋輔さん(右)は次代を担う若手ピアニスト・高木里代子さん(左)と競演。

会場前のロビーには出演アーティストらのサインで埋め尽くされたポスターが展示されていた。

終演後はCDなどオフィシャルグッズの即売コーナーにアーティスト本人が登場。ファンとアーティストの距離が近いのもインペリアル ジャズならではのお楽しみ。

カメラを向けると快く撮影に応じてくれた小沼ようすけさん。

帝国ホテル 東京
東京都千代田区内幸町1-1-1
TEL.03-3504-1111(代表)
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/index.html

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