＜動画あり＞インペリアル ジャズ 2025、「昭和100年～軽音楽の歴史」をテーマに豪華アーティストが集結！ 帝国ホテルで盛大に開催

帝国ホテル 東京および大阪にて、夏の恒例イベント「インペリアル ジャズ 2025」が開催される。2004年にスタートし、今年で21回目を迎えるこのホテル発の都市型ジャズフェスティバルは、回遊型イベントとして複数の会場で多彩な演奏を楽しめるのが魅力だ。今年は「昭和100年～軽音楽の歴史～」をテーマに、日本の軽音楽の歴史を振り返る豪華なラインナップとなっている。

帝国ホテルとジャズの歴史

帝国ホテル 東京副総支配人 岩下晶彦氏は、ホテル開業135周年と、日比谷というエンターテイメント文化の発信地としての歴史に触れ、日本初のホテル常設バンドとして日本のジャズ創成期に結成されたジャズオーケストラ、ハタノバンドを迎えたことなど、ジャズ文化とホテルとの深い関わりを紹介した。インペリアル ジャズは、こうした背景を元に日本のジャズ文化の魅力を発信するイベントとして開催されている。

昭和100年を彩る豪華アーティスト

プロデューサーを務めるスインギー奥田氏は、帝国ホテルとジャズの歴史的繋がりを強調し、今年のテーマ「昭和100年～軽音楽の歴史～」に基づき、日本の軽音楽史を辿る構成を説明。東京会場の前夜祭には由紀さおり氏と森山良子氏が出演し、昭和歌謡とジャズを繋ぐ生き証人として、当時のエピソードと共に名曲の数々を披露するという。また、大阪会場ではぼんちおさむ、市岡裕子、石田美智代など関西を代表するアーティストが出演。世代を超えたコラボレーションが実現する。

自身のシグネイチャーモデルのベースとともに登場したのは、スペシャルゲストの俳優・中村梅雀氏。ベース歴57年、これまでに入手したベースは74本という梅雀氏の意外な一面にも注目が集まりそうだ。

その他、東京会場では西村由紀江、高木里代子、山下洋輔、寺井尚子など、新旧織り交ぜた実力派アーティストが多数出演。再結成されたビッグバンド 原信夫とシャープス＆フラッツやスインギー奥田＆ザ・ブルースカイオーケストラとの共演による圧巻のフィナーレが期待される。

インペリアル ジャズのプロデューサーを務めるスインギー奥田氏は、ChatGPTに「ビッグバンドの将来は？」と質問したところ「なくならない」という答えが返ってきたエピソードを紹介。デジタル化が進む現代においても、ビッグバンドによる生の演奏が生み出す音の迫力と感動は、AIでは再現できないと強調した。

質疑応答では、由紀さおり氏がデビューした小学生時代から現在に至るまでの音楽人生を振り返り、昭和歌謡とジャズへの想いを語った。

記者発表会では、出演アーティストによるスペシャルセッションも行われ、ここでしか見られない貴重な演奏が披露された。

西村由紀江＆高木里代子 ミニライブ

寺井尚子＆山下洋輔 ミニライブ

中村梅雀＆小沼ようすけ＆菅井信行＆神村晃司＆スインギー奥田 ミニライブ

インペリアル ジャズ 2025は、回遊型イベントとして、ホテル館内の様々な会場で個性豊かな演奏を楽しめる。ジャズの未来を担う若手からレジェンドまで、豪華アーティストによる一夜限りの共演は必見だ。

　

開催概要
帝国ホテル 東京 ・東京前夜祭ディナーショー「昭和100年～軽音楽の歴史～」 日時／8月11日（月・祝）　お食事　17:00～　ショー　18:20～ 会場／本館2階　孔雀の間 ・『インペリアル ジャズ 2025』 日時／8月12日（火） 14:00～20:00 会場／本館2階　孔雀の間　ほか 帝国ホテル 大阪 ・『インペリアル ジャズ 2025』 日時／8月9日（土） 14:00～20:00 会場／3階　孔雀の間　ほか 出演アーティスト（一部、順不同）／ 由紀さおり 森山良子 中村梅雀 西村由紀江 高木里代子 山下洋輔 寺井尚子 ぼんちおさむ 市岡裕子 石田美智代 和央ようか 原信夫とシャープス＆フラッツ スインギー奥田＆ザ・ブルースカイオーケストラ and more…