信楽焼のパイオニア、神山清子の半生を辿る特別企画展が滋賀県立陶芸の森で開催

滋賀県立陶芸の森 陶芸館は、特別企画展「炎との対話から 私の自然釉-神山清子展」を2026(令和8)年6月13日(土)より開催します。
概要
滋賀県立陶芸の森 陶芸館では、信楽焼の女性陶芸家の草分けとして知られる神山清子氏の半世紀にわたる作陶活動に焦点を当てた特別企画展を開催します。本展では、「人の心の中にいつまでも残る自然釉」を目指し、試行錯誤を重ねた神山氏の生涯を約120点の作品や関連資料で紹介します。
展覧会概要:
神山 清子(1936-2023)は、1953年に陶器会社で絵付けの才能を発揮した後、信楽でクラフトデザインや造形を学び、古信楽の陶片との出会いから薪窯焼成を開始しました。薪窯でラスターの輝きを生み出すなど、独自の自然釉の美しさを探求し、海外での活動も通して作風を広げました。本展では、その生涯と信楽の歩みを重ね合わせながら、作品を紹介します。
基本情報:
会期:2026(令和8)年6月13日(土) ~ 8月30日(日)
休館日:月曜日(7月20日(月・祝)は開館し、7月21日(火)は振替休館)
会場:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
観覧料:一般1,100円(880円)、大学生880円(700円)、高校生以下無料 ※( )内は20人以上の団体料金
主催:滋賀県立陶芸の森
後援:滋賀県教育委員会、甲賀市、京都新聞
協力:京セラ株式会社
助成:芸術文化振興基金
展示構成
本展では、神山清子氏を中心に、ゆかりのデザイナー、芸術家、陶芸家らの作品や写真など関連資料を含め、約120点を紹介します。展示は以下の5つの章で構成されます。
プロローグ:信楽
第1章:火鉢時代-作陶への道・絵付師からの出発(1950年代)
第2章:クラフトデザイン-信楽に芽生えた新たな潮流(1960年代)
第3章:心に残る自然釉を目指して(1970年代以降)
第4章:私の自然釉-奇跡の輝きラスター
第5章:世界各地への旅-海外での活動と出会いから
関連企画
展覧会と連動した様々な企画が実施されます。
(1)ギャラリートーク
日時:2026(令和8)年7月19日(日)、8月9日(日)、8月23日(日) 各日13時30分~(40分程度)
※申込不要、入場券要
(2)~土の魅力を子どもたちに伝えたいと語った清子さん~つちっこプログラム特別講座
a. 神山清子スタイルのクラフトデザインに挑戦
・i “おだんご皿”をつくろう!
日時:2026(令和8)年8月1日(土)10時~12時
講師:津守 愛香
・ii “花器”をつくろう!
日時:2026(令和8)年8月2日(日)10時~12時
講師:田中 哲也
b. ねんどと遊ぶ!ねんど体操をして土面をつくろう~大阪公立大学との研究プロジェクト 子どもの身体活動と芸術性の検証~
日時:2026(令和8)年7月25日(土)・26日(日) 両日とも午前・午後
会場:信楽産業展示館創作室
参加料:500円
申込先:E-mail_t-oubo@sccp.jp
※両日ともa.は事前申込・先着順・有料(参加料:3,000円)、定員:各20名(先着順)
(3)対話の森「陶芸家 神山清子追想」
長女・石川久美子さんを迎え、当館館長松井利夫とともに神山清子さんを偲びながらその半生を振り返ります。
日時:2026(令和8)年7月18日(土)14時~
会場:信楽産業展示館信楽ホール
参加料:無料
申込先:E-mail_gakugei@sccp.jp
※事前申込・無料
(4)ギャラリー企画
a. 陶芸館・名品セレクション展IV/V
会期:2026(令和8)年6月13日(土)~7月5日(日)
b. 夏休み企画「子どもたちの土の造形展」
会期:2026(令和8)年7月18日(土)~8月30日(日)
※入場無料
(5)ミュージアムショップ「6sense」
“特集コーナー:清子さんの器たち”
※売り上げの一部は、子どもたちのやきもの体験への支援になります。
まとめ
「炎との対話から 私の自然釉-神山清子展」は、信楽焼の歴史に名を刻む陶芸家、神山清子氏の芸術と生涯に触れる貴重な機会となります。多彩な作品展示に加え、関連企画も充実しており、陶芸の魅力に深く触れることができる展覧会です。

