〈コラム〉
祝100周年! お母さんの強い味方“冷凍食品”

あなたは冷凍食品にどんなイメージを持っているだろうか? おそらく年配の人ほど“手抜き”というイメージが根強いのではないだろうか。記者の母(77歳)もそのひとり。「アンタの高校の時の弁当に、一度も冷凍食品を使わんかったで」と、35年以上も昔のことを今でも自慢している。つまり「冷凍食品で手抜きしないで、全部手作りしたんだよ」と言いたいわけだ。

ただ、あまりにも手作りにこだわったためか、時折り考えられないような組み合わせがあったりもした。今でも鮮烈に覚えているのが、ナポリタンで埋め尽くされたタッパーとおはぎが6個入ったタッパーの組み合わせ。蓋を開けた瞬間、いつも一緒に弁当を食べていた同級生の衛藤君の目は見事に点になっていた。

しかし、そんなエピソードが生まれるほど世のお母さんたちが手作りにこだわるということは、冷凍食品を使うという行為自体が“手抜き=悪”なのだろうか。

日本で冷凍食品事業が始まって今年で100年。その間に冷凍技術は信じられないほど向上し、各冷凍食品メーカーは味の向上のために日々研究を重ねているという。例えばキンレイの新商品「寄せ鍋」の場合、

出汁:昆布、鰹節、あご節を煮出した黄金だし。
具材:8品目(白菜、揚げ、海老、鶏肉、がんも、つくね、しめじ、葱)+柚子風味
麺:うどん(国産小麦100%を使用)

これだけの食材を使った寄せ鍋が、電子レンジや鍋で温めるだけで食べられる。

キンレイ「お水がいらない鍋 寄せ鍋」調理例


もし出汁を取るところから同じものを自分で作ろうとしたら、一体どれだけの手間と時間がかかるだろう。
「私は冷凍食品で娘を育てました」という名言で知られる、冷凍食品ジャーナリスト・山本純子さんはこう語る。
「冷凍食品を使うことは“手抜き”ではなく“手間抜き”です」
そう、手間は自分の代わりにメーカーがかけてくれるから、あとはそれを温めて食卓に出せばいいのだ。

冷凍食品ジャーナリスト・山本純子さん


「でも、冷凍食品ばかりだとカラダに悪いのでは?」という不安もあるだろう。しかし、冷凍食品には保存料は使われていない。なぜなら細菌さえ活動できない-18℃以下で保存されているから。家で作りすぎたカレーを冷凍して保存しているという話をよく聞くが、よくよく考えるとそれと同じ理屈だ。家でカレーを作る時に保存料を入れたりしないわけだし。

手間や健康についての不安がこれで払拭されたわけだが、もうひとつ大きな課題が。“味”である。ただこれに関しては、ここでとやかく言ってもしょうがない。とりあえず一度食べてみるしかない。前述したキンレイの「寄せ鍋」なら、肉も野菜も麺も入っているからわかりやすいかも。きっと出来立てと同じ味が楽しめるはずだ。

ズラリと並んだキンレイの冷凍食品。

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