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災害時の義歯紛失に備える「入れ歯銀行」が全国で問い合わせ急増

入れ歯銀行は、義歯の形状データを無料でクラウド保管することで、災害や日常の紛失時に迅速な複製を可能にするサービスとして注目を集めています。

災害や紛失に備える義歯データ保管サービス

大規模な自然災害の発生が相次ぐ中、避難先で義歯を紛失・破損するケースが深刻な問題となっています。株式会社お守り入れ歯が運営する入れ歯銀行は、日常的に義歯データをクラウド上に保存しておくことで、もしもの際にスムーズな再製作を支援する取り組みです。2023年からは全国の歯科医院と連携を開始しており、加盟する18カ所の歯科医院を通じてサービスを提供しています。現在までに675件のデータが保管されており、遠方に住む家族の安否を気遣う声や、高齢者介護の現場からの相談が増加し、問い合わせ件数は3カ月で2倍に達しました。

入れ歯銀行の仕組みと特徴

サービスでは、所要時間約30分で義歯の形状を3Dスキャナーで読み取り、国外のサーバー3カ所にデータを保管します。データ保管や引き出しは無料で行われ、2026年4月からは新規利用者にICチップ搭載のミニチュア義歯が配布されています。スマートフォンをかざすとデータ番号や連絡先が表示されるため、緊急時でも迅速な対応が可能です。なお、通常時の複製は有料ですが、大規模災害時には無償で提供されます。また、家族間で義歯情報を共有できる専用アプリも開発されており、遠方からの複製依頼にも対応しています。

サービス概要:現存入れ歯の洗浄・除菌、3Dスキャナーによる読み取り、データのクラウド保管
料金:無料(データスキャン、クラウド保管、データ引き出し)
受付方法:提携歯科医院へ来店(提携歯科医院により発送対応も可能)
提携歯科医院:18支店(北海道、岐阜、東京、神奈川、千葉、静岡、京都、大阪、兵庫、岡山、香川、福岡、長崎、鹿児島、沖縄)

今後の相談会とイベント出店

株式会社お守り入れ歯では、旭川駅前広場にて定期的に無料入れ歯相談会を実施しています。次回は2026年9月30日(水)に開催予定です。また、2026年9月4日(金)から9月6日(日)には、札幌市の大和ハウスプレミストドームで開催される「水曜どうでしょう祭 2026」への出店も予定しています。

まとめ

入れ歯銀行は、災害時における義歯の紛失リスクを低減し、高齢者の健康維持をサポートする仕組みです。日常と災害時の垣根をなくす「フェーズフリー」の考え方に基づき、今後もサービスの普及と開発が続けられます。

関連リンク

https://irebabank.com/

https://omamoriireba.com/