〈動画追加〉<内覧会リポ>帝国ホテル 東京「ガルガンチュワ」がリニューアルオープン

写真上/12月1日のオープニングセレモニーにて、テープカットの様子

帝国ホテル 東京のホテルショップ「ガルガンチュワ」が本館1階から帝国ホテルプラザ 1階へ移転、12月1日にリニューアルオープンした。今年11月に開店50周年を迎えた「ガルガンチュワ」は、今回店舗面積を広げ、3つのエリアで構成されたグルメショップとして生まれかわった。リニューアルにあたっては、東京料理長 杉本雄氏を中心にシェフ達が知恵を出し合い、新商品が多数登場。商品を一新する際にはサスティナブルな観点も取り入れて、製造過程でも無駄が出ないように、また環境に配慮した包材等を使用するなど、SDGsに則しながら進められた。これまでにないヴィーガンサンドイッチなどの新しいメニューやイートインコーナーなど、新しいチャレンジにも取り組んだという。

インタビューを受ける東京料理長 杉本雄氏

デリカテッセン、ベーカリー、食品エリアの「Épicerie GARGANTUA(エピスリー ガルガンチュワ)」。これまで惣菜はパッケージという形での販売だったが、計り売りで一つひとつ自由に選べるスタイルも導入。そのようなところでも無駄が出ないように配慮。サンドウィッチもヴィーガンやフルーツサンドなど、今までなかった商品も登場。11月に地下1階に開店した「帝国ホテル 寅黒」でアライアンスを組んでいる「ミシュランガイド』で2009年から連続で三ツ星を獲得している日本料理の名店「神楽坂石かわ」が手がける「いったつみとらどう」(オンラインショップ)で販売されていた「椰子の白わらび餅」(グループ外の店舗で扱っているのはガルガンチュワのみ)の取扱とイートインコーナーでの販売も新しいチャレンジのひとつだ。

商品の説明をするベーカリー課長 黒川氏(中央)ガルガンチュワ シェフ白鳥氏

フレンチペストリー、ショコラ、アイスクリームエリアの「Patisserie GARGANTUA(パティスリー ガルガンチュワ)」ではケーキのほか、マカロン、ボンボン ショコラとアイスクリームを扱う。マカロンとボンボン ショコラは1個から購入でき、自分のチョイスでオリジナルギフトが作れる。ボンボン ショコラはこれまでの定番フレーバーに4種類の新作が加わっており、マカロンに関しては10種類全て新作、ケーキも9品すべてが新作となっている。甘くないマカロンにも注目。

シェフ ショコラティエ市川氏(写真左・左側)と新商品開発の中心となったパティシエの秋城氏(写真左・中央)

ホテルメイドの焼き菓子やオリジナルの冷凍食品を扱う「Cadeau GARGANTUA(カドー ガルガンチュワ)」では、リニューアル前までオンラインショップを中心に販売していた冷凍食品を店内に並べている。今回は新しく12種類の冷凍食品を販売、同店の開店当時からある人気商品のブルーベリーパイとアップルパイ、本館1階「パークサイドダイナー」で人気の野菜カレーが冷凍食品として登場している。コロナ禍でおうちでの食への需要が高まったことに新しく対応する形で、初代総料理長 村上信夫氏の冷凍技術の普及に尽力した時代を経て現在では冷凍食品という文化が浸透してきたことから、さらにレベルの高いホテルクオリティにしようと意図したという。

商品の説明をするペストリー課長 倉持氏

ガルガンチュワ 店舗概要
ガルガンチュワ
所在地/帝国ホテルプラザ 東京 1階
TEL.:03-3539-8086
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/hotelshop/index.html
営業時間/10:00〜19:00 ※12月3日現在
帝国ホテル 東京
東京都千代田区内幸町1-1-1
TEL.03-3504-1111(代表)
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/index.html

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