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ハーマンミラージャパンが目黒区美術館と共同ワークショップ『イームズの《Powers of Ten》× 日本の《庭園》 ― 時間と空間の宇宙 ―』 を開催

写真上/国際文化会館の庭園風景(2019年11月) 写真提供:国際文化会館

ハーマンミラージャパンが、目黒区美術館との共同ワークショップ『イームズの《Powers of Ten》× 日本の《庭園》 ― 時間と空間の宇宙 ―』を3月7日・8日の2日間に開催。作庭家の重森千靑さんを講師に迎え、デザインの視点から庭園を視るデザインワークショップを行う。2012年から始まったデザインキャンプは今年で9回目の開催で、デザイン教育を通して地域への貢献を目的としたものだ。今回はこれまでとは視点を変えて「デザイン」と「庭園」をクロスさせることで、チャールズ& レイ・イームズのフィルムと日本の「庭園」の共通点に注目して両者を結びつけていく試みだ。

第9回デザインキャンプ
イームズの《Powers of Ten》× 日本の《庭園》 ― 時間と空間の宇宙 ―
開催日程/2020年3月7日(土)・3月8日(日)2日間
 
第1日目 3月7日(土)10:30~17:00
ハーマンミラーショールーム
(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル2F)
ハーマンミラーのショールームにて、イームズの《Powers of Ten》 (1977年、8分47秒、カラー)ほか、チャールズ&レイ・イームズの短編映画を観賞後、重森氏が「庭園」の宇宙、世界観 について講義。小さな箱で実際に自分の庭を構成するワークショップ、近くの庭園の見学を実施。
第2日目 3月8日(日)10:30~17:00
国際文化会館
(東京都港区六本木5-11-16)
六本木にある、作庭家・第七代小川治兵衛の日本庭園を持つ国際文化会館(1955年開館)で実施。重森氏と共に本庭園散策しながら庭園を立体的に見ていくことでより理解を深め、実際に砂紋描の体験も行う。庭園の作庭/デザインについて深く探る内容。

講師/重森千靑(作庭家、重森庭園設計研究室主宰)
コーディネーター/降旗千賀子(フリーランスキュレーター)
対象・定員/高校生以上20名(両日とも参加できる方)
参加費/3,000円(材料費・保険費込み)
参加方法/事前申込制(2020年2月22日(土)必着、応募者多数の場合は抽選)
 主催/公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館、ハーマンミラージャパン株式会社
 協力/公益財団法人国際文化会館

デザインキャンプ#9 の詳細については
http://ww2.hermanmiller.co.jp/design_camp/09/



国際文化会館の庭園アドバイザーも務める重森千靑氏は、京都を基点に活動している。作庭家・庭園研究家の重森三玲は祖父。「京都和モダン庭園のひみつ」 (ウエッジ)、「日本の 10 大庭園「京都和モダン庭園のひみつ」 (ウエッジ)、「日本の10大庭園」(祥伝社新書)、「図解雑学 日本庭園」(ナツメ社)、「NHK美の壺・枯山水」(NHK出版)などを執筆。



デザインキャンプは、2012年の夏にハーマンミラージャパン株式会社と目黒区美術館が共同で立ち上げたワークショップ。「デザインというものがいかに人間の生活を豊かにしてくれるかを、体験を通して共有でき、さらによりよい生活へとつなげられるような活動を」と、デザインをテーマにしたワークショップを開催している。

<過去の開催>
第1回「紙であそぶ、紙でつつむ」(2012)、第2回「DRILL DESIGN のデザインドリル」(2013)、 第3回「視ることの再発見、ネルソンの『How to See』に学んでつくるビジュアルブック」 (2013)、第4回「視ることの再発見、ネルソンの『How to See』に学んでつくるビジュアルブ ック パート 2」(2014)、第5回「島崎信と視る、チャール&レイ・イームズの 16mm フィルム」 (2016)、第6回「色との対話 – 場と時間から立ち現れる色の思考体験 -」(2017)、第7回「こ んな椅子があったらいいな – 椅子をスケッチしよう -」(2018/都合により縮小して開催)、第8回「ハーマンミラーで、《椅子》と遊ぶ +イームズ 16mm 映画の上映」(2019)

問い合わせ先
目黒区美術館 「デザインキャンプ係」  TEL: 03-3711-9558 (学芸係直通) 
www.mmat.jp

ハーマンミラージャパン
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/about/