<試飲レポ>キリン ホームタップの夏限定クラフトビール

写真上/(左から)「ブルックリンサマーエール」「常陸野ネストビール ゆずラガー」

工場つくりたてのビールのおいしさが楽しめる、キリンビールの会員制生ビール サービス「キリン ホームタップ」。2017年のサービス開始から早6年、今年3月には初月の解約手数料と初月の月額基本料金が0円になり月額5,060円から気軽にホームタップを試すことが出来る『夢の1カ月お試しプラン』も登場。ますますその認知度は上がっているようだ。

ビール好きな記者ももちろん会員になっているが、お盆を前に忙しさがピークを迎え、なかなか悠長にホームタップから注ぐビールを味わう時間が持てずにいた。すでに注文して配達されていた今夏限定のクラフトビールが冷蔵庫の中で出番を待ち構えているのはわかっていたが、せっかくの限定品だから時間に余裕がある時に飲もうという想いが出番を先延ばしにさせてしまっていたのだ。

そして忙しさのピークが過ぎて迎えた、僅かばかりの短いお盆休みの最終日。ついに冷蔵庫で眠っていたクラフトビールに出番が回ってきた。今回、家族と囲む食卓に登場したのは「ブルックリンサマーエール」と「常陸野ネストビール ゆずラガー」。ホームページで確認したところ、なんとブルックリンサマーエールはすでに販売終了しているではないか。「5月に注文受付が開始されたばかりなのに、もう販売終了なんて、どれだけ人気があったんだ。買っといてよかった」と呟きながらマシンにセット。近所の商店街で調達した焼き鳥と唐揚げをつまみに飲み始めたブルックリンサマーエールはスッキリと飲みやすく、あっという間にボトルは空っぽに。やはり家族3人で飲むと、なくなるのは早い。

続いて7〜9月限定販売の常陸野ネストビール ゆずラガーをセット。こちらはラガービールをベースに、日本産ゆずの果汁をたっぷりと加えたクラフトビール。ゆずの爽やかな酸味と豊かな香りが存分に感じられ、宛てのキムチ乗せ豆腐にもぴったり。当然ながら、こちらもあっという間にボトルは空に。

ようやく出番を迎えた我が家のホームタップ。

ちなみ今回いっしょに飲んだ長女にとって、これが初めてのホームタップ体験。親元を離れて暮らす彼女もビール好きで、仕事帰りに缶ビールを買い込んで飲んでいるようだが、このホームタップ体験が衝撃的だったらしく、自分のアパートに戻ったら定期便を申し込むそうだ。「大学出たばかりの新米社会人なのに、まだ早いんじゃないの?」と憎まれ口を叩きつつ、娘の次の帰省が楽しみな父親であった。

この細かい泡が自宅で楽しめることが娘には衝撃的だったようだ。

キリン ホームタップ
hometap.kirin.co.jp/