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11月24日は「和食の日」 茅乃舎が東京ミッドタウン『茅乃舎 だしおでん』にて「お雑煮たべくらべ会」を期間限定で開催中

11月24日(いいにほんしょく)は「和食の日」。昨年のこの日には特設サイト「お雑煮という奇跡」を公開し、お雑煮を通して日本の食文化について考える機会をつくってきた茅乃舎が、今年は「お雑煮たべくらべ会」を期間限定で開催中だ。

お正月になると当たり前のように食べるお雑煮だが、地域によって見た目も味も異なるのをご存じだろうか。わかりやすい例を挙げるなら、まずお餅の形。東日本が四角いのに対し、西日本ではお餅は丸いものと相場が決まっている。メインであるお餅からして日本を二分し、さらに地域によって好まれるお汁の味付けや具材も千差万別。その結果、全国にはお雑煮という名のまったく違う食べ物が多数存在するのだ。

今回、東京・六本木の東京ミッドタウン『茅乃舎 だしおでん』で11月21日から4日間限定で提供されるのは、そんなお雑煮の中から全国でも特徴的な青森、能登、関東、関西、博多の5種のセット。「一度にお雑煮だけを5杯も?!」と驚くかもしれないが、実際に編集部も試食してみた感想は「お餅が入っているという共通項がある、それぞれ別物の料理」なので飽きずに食べ進められるし、各お椀の量は一杯の半量程度なので、少食な人でも大丈夫。何より、いつもと違ったお雑煮に触れることができるせっかくのチャンスなのでお見逃しなく。

お雑煮という奇跡「お雑煮たべくらべ会」 概要
期間/2024年11月21日(木)~11月24日(日)
時間/
第1部 11:00~12:00
第2部 12:30~13:30
第3部 14:00~15:00
第4部 16:00~17:00
第5部 17:30~18:00
第6部 19:00~20:00
※時間は状況により変更になる場合あり。
※11月20日(水)~24日(日)『茅乃舎 だしおでん』の通常営業は休止。
予約/要事前予約 ※一部当日席あり
予約サイト/http://hitosara.com/0031357476
場所/『茅乃舎 だしおでん』東京ミッドタウン ガレリアB1F(東京都港区赤坂9‐7‐4)
提供メニュー/「5地域のお雑煮」たべくらべセット
(青森「けの汁」雑煮、能登雑煮、江戸雑煮、京風雑煮、博多雑煮)
価格/2,200円(税込)(一杯半量程度×5種)

<提供メニュー>

青森「けの汁」雑煮
椎茸・焼きあご/赤味噌/根菜・山菜 四角いお餅
『日本歳時記』に登場する古代雑煮に似ている青森の「けの汁」。根菜を細かく切り、ぜんまいなどの山菜やゴボウ、椎茸、大豆、高野豆腐など山の恵がたっぷり。津軽味噌で仕立てた、体が温まる滋味豊かなお雑煮。

能登雑煮
焼きあご・昆布/醤油/岩海苔 丸いお餅
東西お雑煮のちょうど境界にあるのが石川県のお雑煮は地域によって様々だが、今回登場するのは能登半島の「あごだし」を使った磯の風味あふれる岩海苔のお雑煮。

江戸雑煮
鰹・昆布・鶏/醤油/鶏肉・車海老 四角いお餅
広い地域で似たものが食べられる関東風雑煮。具材の小松菜、鶏は「なとり=名取り」で名を上げる、「ミソをつける」を嫌って醤油仕立てと、武家らしい縁起担ぎの組み合わせが面白い。車海老やかまぼこを使って彩りよく盛り合わせるところに、江戸の粋が感じられる。

京風雑煮
昆布/白味噌 丸いお餅
京都や奈良をはじめ、関西では白味噌仕立ての優しい味わいのお雑煮が食べられている。具材を家族円満を表す丸く切って入れるのが特徴で、今回は丸餅だけでシンプルに仕上げられている。極薄く削った鮪節の香りが、甘みをより引き立てる。その甘さから、お雑煮ということを知らなかったら甘味処のメニューと言われても気づかないかも。

博多雑煮
焼きあご/醤油/鰤・かつお菜 丸いお餅
正月になると福岡の店先に並ぶ「あご」のだしに出世魚の鰤、かつお菜が揃ったら博多雑煮のできあがり。かつておもてなしにも使われたと言われるように、椎茸、人参、焼き豆腐と具材も多く見た目も華やか。

茅乃舎では年末年始にかけて、お餅の形や出汁の種類、具材など現代の家庭で親しまれるお雑煮を探るWEBアンケート『全国お雑煮大調査』を実施中。回答者の中から抽選で10名に同社商品がプレゼントされるので、ぜひ参加してみて。

『全国お雑煮大調査』概要
開催期間/2024年11月20日(水)~2025年1月15日(水)
https://q.c-rings.net/?enq=OO31ucv3u0o%3d
茅乃舎
https://www.kayanoya.com/