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愛知県蟹江町のショートムービー事業 
小酒井不木の短編を堤幸彦が映像化したショートムービーを公開

愛知県蟹江町が、小酒井不木原作のショートムービー第2弾 『安死術』を公開中。日本探偵小説界勃興の立役者でもある蟹江町出身の作家・小酒井不木にスポットを当て、最新作『ファーストラブ』で話題を呼んでいる堤幸彦監督の協力を得てショートムービーを制作。ムービーでは原作より約30年後の蟹江町に舞台を設定、小さな医院で繰り広げられるストーリーは人間の心に潜む闇と運命の皮肉を描いていく。ストーリーの案内役は、日本舞踊 西川流家元の西川千雅氏。大正15年(1926年)に執筆された原作を映像化した、堤監督曰く「およそ官公庁が作ったとは思えない作品」は、町公式YouTubeにて視聴できる。

ショートムービー「安死術」あらすじ
昭和初期、大学病院の内科に勤務していた医師・寺田は、終末医療についてある考えを持っていた。郷里の蟹江町に帰郷し、小さな町医者として働きはじめた数年後、「名医」と評判になった彼を運命のいたずらが襲う……。


「安死術」(本編約14分・Youtube)


「死体蝋燭」(本編13分・Youtube)


蟹江町役場の担当者 コメント
「医学者でもあった不木は、その豊富な医学知識に基づいた作品を数多く残しました。また、ミステリー作品でありながら、人間の心理の本質を描く点も不木作品の特徴・魅力であり、今回はそれをいかに映像で表現できるかということにこだわりました。ミステリーのまち・蟹江町がお届けする渾身の一作をぜひともご覧いただきたいです」

蟹江町HP: 
https://www.town.kanie.aichi.jp/soshiki/3/short-movie2.html
小酒井不木について
town.kanie.aichi.jp/img/pdf/koho_kanie_tokushu_2020_03.pdf