
〈旅ナビ〉エストニア 新しいエストニアの魅力を発見する
バルト海の東岸、バルト三国の一番北に位置するエストニア。
自然豊かで、古城や教会が点在するエストニアは、中世の息吹を感じることができる人気の観光地として、近年注目を集めている。フィンランドからフェリーで約2時間で移動できる好立地から、夏場には欧州諸国から多くの人々が訪れるそう。
エストニア文化の5つの柱となるのは、音楽、サウナ、自然、食、そしてイノベーション。中世と現代、バルト海と北欧が融合するエストニアの歴史と文化を体験する旅へと出かけてみるのはいかがだろうか。
今年注目のイベントやガイドツアーを体験する

©️Virgo Haan
世界遺産に登録されている首都タリンの旧市街。タリンはその歴史と現代が融合した都市で、時間に追われる日常を過ごす私たちにとって魅力的なものにあふれている。ガイド付きのウォーキングツアーは、その魅力を体感する良い機会だ。
少し足を延ばすと、ボヘミアンな雰囲気が漂うカラマヤ地区(Kalamaja)へ。「カラマヤ」は“魚の家”を意味し、かつて漁師町であったことを物語っている。毎年開催されるイベント「カラマヤ・デイズ」は、地元の店やライブ音楽、多彩なアクティビティなどで活気のある様子をみることができる。

今年7月3日~6日に開催される『歌と踊りの祭典 The Song and Dance Celebration 』は、5年に一度の祭典。全国から集まる数万人の合唱団やダンスグループが、美しい民族衣装に身を包んで圧巻のパフォーマンスを披露する。
タリンのおすすめ文化スポット
クム美術館とテリスキヴィ・クリエイティブ・シティ

クム美術館 ©️Visit Estonia

テリスキヴィ・クリエイティブ・シティ ©️Virgo Haan
エストニアで最も有名な展示施設であるクム美術館。2006年に開館した本館では、18世紀から1991年までの美術作品が展示されている。館内に劇場やカフェ、ショップ、教育施設などもある。7階建の建物はフィンランドの建築家の設計によるもの。
テリスキヴィ・クリエイティブ・シティ(Telliskivi Creative City)は、年間800以上のイベントが開催されている創造性と文化の活気ある拠点。フォトグラフィスカ・タリン写真美術館やソルトゥマトゥ・タンツ・ラヴァ劇場など、様々なアートスペースが集まっている。
エストニアの教会

ハリステ聖アンナ教会 (C)Peter Paxx
エストニアには400以上の教会が点在、また一般公開されている。教会を訪れるのはもちろん、エストニアの教会史を深く知りたいのなら、ニグリステ博物館へ行ってみては。かつて教会であった建物内にある博物館では、貴重な遺物や絵画などを展示している。また、ガラス張りのエレベーターで展望台まで登れば、旧市街の360度のパノラマビューを楽しめる。
エストニアの島々を発見 豊かな自然にふれる

©️Karl Markus Antson

(C)Alina Sirjuk
エストニアには2,317以上の島々がある。visit estoniaでは魅力ある島を紹介。エストニアのサイクリングの聖地とも言われるヒーウマー島、スパ施設が豊富にあるエストニア最大の島サーレマー島など、あなたにぴったりな場所が見つかるかも。

©️Remo Savisaar
国土の50%が森林に覆われているエストニアは、動物たちにとっても魅力ある生息地。北米、ヨーロッパ、アフリカ間を移動する世界最大級の渡り鳥のルートの一つ”東大西洋フライウェイ”に位置するため、バルト諸国でも有数のバードウォッチングスポットとなっていることは知ってた?
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