風や水しぶきを浴びながらリアルに体感 サントリー天然水スパークリングレモンの映画館広告を4DXで公開

サントリー食品インターナショナル株式会社は、「サントリー天然水スパークリングレモン」をイメージした架空の遊園地『スパークリングパーク』の世界観が詰まった動画を、12月16日から期間限定でユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で4DXの映画館広告として上映中。

今秋、サントリーでは“メタバース”について学び考えるプロジェクト「サントリー“飲むメタバース”プロジェクト」を実施し、同社主要飲料ブランドや商品の世界観を落とし込んだ空想のコンセプトアートなどを発信してきた。そしてその中から、「サントリー天然水スパークリングレモン」をイメージした『スパークリングパーク』が、飲料の世界観の表現として相性がよいと考えて動画を作成。公開後にはTwitterで多くの反響があり、今回の4DX映画館広告上映につながったという。

↑がTwitter上で合計20万以上のいいねを獲得した元動画。この映像に揺れや風、水しぶきなどの4DX技術を盛り込んだ映画館広告を上映している様子が↓だ。

この動画は一般上映に先駆けて12月13日に行われた体験会で、同じ映画館広告を連続上映した2回目に撮影したもの。ところどころで映像が大きく揺れているのは、椅子に座った状態でカメラを構えていたため。揺れるとは聞いていたが、ここまで大きく揺れるとは思っていなかったのが正直な感想だ。この日はメディアのほかに一般の体験者も参加していたのだが、1回目の上映でのあまりにもリアルなジェットコースター体験に恐怖した小さなお子さんの泣き声や最後の「もうイヤだ」という女の子の声で、その完成度の高さがわかるだろう。

一般体験の親子連れ。このくらいの大きさの男の子には、楽しくてしょうがない体験会だったのでは。

上映の後にはサントリー食品インターナショナル株式会社の伊藤正明氏(右)と、動画を制作した株式会社チョコレイトの栗林和明氏(左)が登壇。

「元々この企画はサントリー宣伝部の中で飲料の新しいコミュニケーションの形というのを模索するというようなプロジェクトの中から端を発して生まれた企画です。天然水スパークリングレモンのブランドの特性であったり、ブランドの独自価値である晴れ渡る気持ちがスイッチできる独自価値というものを、「青空とレモン」という形で大切に表現したいと栗林さんに相談させていただきました」(伊藤氏)

「サントリーさんからそのお題をいただいて、まず初めに普通に映像を作っても、なかなかその体感として晴れやかさを感じることは難しいなと思いました。そんな時にヒントになったのがふたつあります。ひとつはジェットコースター動画です。海外ではダークライド動画と呼ばれて、実はすごく人気ジャンルになっているんですが、観るだけで自分も体感した気持ちになれるんですね。そしてもうひとつはメタバースです。様々なところでコンセプトや施策が生まれている中で、そういった部分にもしかしたら可能性があるんじゃないかと考え、今回の企画を提案しました」(栗林氏)

Twitter上で話題になったサントリー天然水スパークリングレモンの動画は2本あり、ひとつは今回の動画で、もうひとつは子供がこの動画を観ながらジェットコースターを疑似体験する様子を映したものなのだが、実はこれは伊藤さんのお子さんだということが今回明らかになった。

カゴに入ったお子さんを動かしているお父さんは伊藤さん。隣りで霧吹きを吹いたり、団扇で風を送っているのは伊藤さんの奥様。微笑ましい光景だが、これが今回の4DX上映につながったと思うと感慨深い。

結局この体験会では合計3回上映されたが、終了後に首からぶら下げていたスマホの画面を見ると水滴が。結構しっかりとした水しぶきが飛び出していたことの証だ。こんなリアルな映画館広告を体感できるのは12月22日まで。気になる人はユナイテッド・シネマ アクアシティお台場へ急げ!

サントリー 天然水スパークリングレモン

サントリー 天然水スパークリングレモン 商品概要
希望小売価格/120円
賞味期間/6ヶ月

SUNTORY(サントリー)公式Twitter:@Suntory
SUNTORY(サントリー)公式Instagram: suntory_jp