第35回山本七平賞が藤本龍児著『宗教のアメリカ』に決定

山本七平賞が、第35回受賞作として藤本龍児著『宗教のアメリカ』(岩波新書)を選出しました。
第35回山本七平賞の選考結果
PHP研究所は、9月9日に開催された最終選考会を経て、第35回山本七平賞の受賞作を決定しました。今回選ばれた『宗教のアメリカ』は、アメリカ社会における宗教的背景やその原動力を深く考察した作品です。
受賞作および贈呈内容
受賞作:『宗教のアメリカ』(藤本龍児著、岩波新書)
贈呈内容:副賞300万円、記念品の腕時計、山本七平著『静かなる細き声』の特装本
贈呈式:11月16日(月)に都内で開催予定
山本七平賞の概要
山本七平賞は、山本七平氏の功績を顕彰するために平成4年5月に創設されました。対象は前年7月1日から当年6月末日までに発表された書籍や論文です。選考は、伊藤元重氏、中西輝政氏、長谷川眞理子氏、八木秀次氏、養老孟司氏の5名の選考委員によって行われます。
受賞作の内容と著者
受賞作『宗教のアメリカ』は、2026年4月17日に刊行されました。本書では、現代のアメリカで注目される福音派などの宗教勢力について、建国以来の歴史やユダヤ-キリスト教的世界観を軸にその実態を紐解いています。
著者の藤本龍児氏は、1976年3月28日生まれで、現在は帝京大学文学部教授を務めています。社会哲学や宗教社会学を専門としており、著書に『「ポスト・アメリカニズム」の世紀』などがあります。

