Royal Enfieldが世界初のモーターサイクルによる南極⾛破プロジェクトを11⽉に始動
Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)が、世界初のモーターサイクルによる南極⾛破プロジェクト「90° SOUTH – Quest for the Pole」を実施する。
今年創業120周年を迎えたロイヤルエンフィールドは、1901年に英国で誕⽣した現存する世界最古のモーターサイクルブランド。今回のプロジェクトは、これまで120年にわたりモーターサイクルの歴史を作ってきたライダーや冒険家たちへの敬意を表すとともに、ロイヤルエンフィールドのビジョンである「Pure Motorcycling」をコンセプトに、これまでどのモーターサイクルも⾛ったことがない場所に⾏くという野⼼的な試みだ。
遠征隊は現地時間の11⽉26⽇に出発予定で、南極⼤陸のロス棚氷から南極点までのおよそ770kmを2名のロイヤルエンフィールドライダーが、アドベンチャーバイク「Himalayan」に乗って⾛破する。2016年に発売されたHimalayan は、これまでも世界中で冒険を求める多くライダーたちに信頼されてきた、シンプルかつ⾼性能で、どこへでも⾏けるモーターサイクル。今回の遠征では、2台のHimalayanを雪や氷の上を⾛れるようにアップグレードし、南極の極限状態でも機能を発揮できるよう改造を施した。さらに、過酷で危険な南極⾛破の遠征に向け、アイスランドのラングヨークトル氷河で南極の状況を再現し、2020年9⽉に第1段階、2021年7⽉には第2段階のテストをすでに完了している。プロジェクトの成功に期待したい。
南極点までの道のりでは、遠征隊があらゆる痕跡を残さないように配慮し、モーターサイクルの抵抗を減らして排出ガスを最⼩限に抑えるために圧縮された雪の上の軌跡を⾛⾏し、排泄物を含むすべての廃棄物を持ち帰って適切に処理することを約束している。
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