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レバウェル看護が5月12日「看護の日」に渋谷の街頭でチューリップ配布イベントを実施

ようやく落ち着きを見せ、今月8日から感染症法上5類へ移行した新型コロナウイルス感染症。振り返るとこのコロナ禍の3年間は、医療従事者のみなさんにずっと助けられていた。治療にあたるお医者さんはもちろん、入院中の感染者に寄り添って支えてくれた看護師のみなさんの奮闘には、誰しもが頭が下がる思いを抱いていることだろう。だが、そう思ってはいても、実際に伝えることができている人はどのくらいいるのだろうか。

レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する看護師向け人材サービス「レバウェル看護」の一般生活者向け調査では、
■これまでに看護師に感謝の気持ちを感じたことがある 67.4%
■直接感謝の気持ちを伝えたことがある 32.9%
という結果が。つまり感謝していても半数以上の人が気持ちを伝えられていないのだ。

また看護師向けの調査では、
■コロナ禍ならではの大変だと感じた出来事がある 93.1%
■勤務している中で経験した嬉しい瞬間→感謝の気持ちを伝えられたとき 77.6%
という結果が出ている。やはり看護師さんにとってコロナ禍は大変だったし、そんな中でも感謝されれば嬉しい気持ちになるのだ。
※詳しい調査結果は↓のスライド(「レバウェル看護」調べ)を確認のこと。

スライドの6ページ目にもあるように、5月12日は「看護の日」。その始まりは古く、ジュネーブに本部がある国際看護師協会が近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで「国際看護師の日」と定めたのが1965年、世界各国の看護師協会によって国際デーとして設置されたのが1995年なのだそうだ。ただ残念なことに日本での認知度は低く、レバウェル看護の調査での一般の認知度はわずか9.6%。看護師向け調査での認知度86.5%と比べると、あまりにも低すぎる結果となった。

そんな「看護の日」の当日、レバウェル看護が東京・渋谷で看護師さんに感謝を伝えるためのイベントを開催した。この『レバウェル看護 看護の日イベント』は、「思いやり・博愛」の花言葉があるチューリップとメッセージカードを配布し、受け取った人には看護師さんに向けたメッセージを会場の巨大なメッセージボードに書き込んでもらうというもの。

朝11時に配布イベントがスタートすると、多くの人たちが渡されたチューリップを片手に色とりどりのペンでメッセージを書き込む姿が見られた。その多くがコロナ禍での感謝を綴ったもので、これまで口にこそ出さなかったが、やはり看護師さんに対する感謝の気持ちを抱えていたことがよくわかった。

5月12日の朝11時直前、東京・渋谷の会場に300本のチューリップが運び込まれた。

会場前を通りかかる人に、可愛いらしいチューリップを手渡すスタッフさん。

渋谷で学ぶ中高生たちも足を止めて、配布イベントに込められた想いを語るスタッフの声に耳を傾けていた。

チューリップを受け取り、イベントの趣旨を理解した人たちが、次々とメッセージボードに看護師さんへの感謝の気持ちを書き始めた。

コロナ禍で自分や家族が大変な時に助けられたという人たちからのメッセージは、とくに気持ちの入ったものが多く、看護師さんへの心の底からの感謝の念が感じられるものが多かった。

日本語に紛れて、外国語で書かれたメッセージも。コロナ禍で看護師さんに感謝したのは日本だけでなく、世界中同じだったようだ。

11時から開始したチューリップ配布は、13時半頃にはすべて終了。メッセージボードには看護師さんに向けた感謝のメッセージがびっしりと書き込まれた。これらのメッセージは、レバウェル看護公式SNSなどを通じて発信される予定。

レバウェル看護では、公式TwitterとInstagramを活用した寄付も実施した(5月14日まで)。対象となるハッシュタグ付きの投稿やリツイート × 47円が、(認定)特定非営利活動法人 ジャパンハートに寄付される。

今回は「看護の日」という記念日に感謝を伝える特別な場が設けられたわけだが、これからは記念日だけではなく、感謝の気持ちを抱いたその瞬間、その場で看護師さんに直接「ありがとう」と口に出して伝えられる世の中になればいいなと考えさせられたイベントだった。

レバレジーズメディカルケア株式会社
leverages-medicalcare.jp/